戦後名詩選 (1) (現代詩文庫 特集版 1)

著者 :
制作 : 野村 喜和夫  城戸 朱理 
  • 思潮社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783709299

感想・レビュー・書評

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  • 長い間積ん読していたのをやっと読了
    「胎内」とか取ってつけたような単語が多くて引く
    こんなんだから詩は停滞しているのだなと思う
    短歌のほうがまだ生きているな

  • たぶん15年くらい前、詩に興味を持ち始めた頃テキストにと購入。戦後詩の代表作を詩人の生年順に2巻に網羅、まずⅠ巻は石原吉郎から谷川俊太郎までを収録。辞書的に何度も手にして恣意的に親しんできたものの通読は初めて。通読することによって、戦後詩の歴史的意味とその行き詰まり、その先の展望への俯瞰図が大まかなりにも見えてくる。編者である野村喜和夫と城戸朱理による収録詩人ごとの簡潔で明瞭な手引きがありがたい。革命への夢は崩れ、資本の横溢という新たな戦場を迎えた詩人の戦いはこれ如何に。現代に近づきつつあるⅡ巻へと続く。


    〈収録作家〉石原吉郎/黒田三郎/吉岡実/宗左近/安東次男/石垣りん/鮎川信夫/那珂太郎/清岡卓行/北村太郎/田村隆一/谷川雁/吉本隆明/吉野弘/黒田喜夫/中村稔/辻井喬/村上昭夫/長谷川龍生/藤富保男/新川和江/川崎洋/飯島耕一/渋沢孝輔/大岡信/入沢康夫/谷川俊太郎

  • 1000.初、並、カバスレ、帯なし。
    2009.10/30.阿倉川BF。

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著者プロフィール

大正4年静岡県伊豆に生れる。昭和13年東京外語ドイツ語部卒。昭和14年応召、在隊中ロシア語の教育を受ける。昭和20年敗戦の冬ハルピンでソ連軍に抑留され、アルマ・アタへ送られる。昭和24年カラガンダで起訴され、重労働25年の判決を受ける。昭和28年特赦により帰還。

「2016年 『サンチョ・パンサの帰郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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