続続 新川和江詩集 (現代詩文庫 第 210)

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  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783709886

作品紹介・あらすじ

80年代から現在までの代表作を網羅

両岸には大都市が繁栄していました
欲望に膨れた腹を剝き出しにした水死人が
浮きつ沈みつ流れてゆくのも目にしましたが
わたくしは尚 一滴の水にかわく者です
(「遠く来て」)


「新川和江の詩との出会いは中学1年の春、教科書の中だった。ぴんと立つ詩句を前に、自ずと背筋が伸びた」(文月悠光)。『ひきわり麦抄』から『はね橋』『潮の庭から』『けさの陽に』『はたはたと頁がめくれ…』『記憶する水』、最新詩集『ブック・エンド』まで――。女性詩人たちを牽引し続けてきた新川和江の現在を伝える。インタビュー=聞き手・吉田文憲

著者プロフィール

1929年茨城県結城市生まれ。疎開で結城に滞在していた西条八十に師事。詩風は多様で詩集刊行・受賞歴は多く、現代日本の代表的な詩人である。『ローマの秋・その他』、『土へのオード13』、『火へのオード18』、『水へのオード16』、詩とエッセイ集『詩が生まれるとき』他。代表詩に「私を束ねないで」がある。1983年から1993年まで吉原幸子と共に女性用詩誌「ラ・メール」を刊行・主宰、女性詩人の育成に寄与。子供用の詩集としては、思潮社編現代詩文庫64『新川和江詩集』(1975年)巻末に「幼年・少年詩篇」として、現代詩文庫132『続・新川和江詩集』の巻末に幼年詩集『いっしょけんめい』、『星のお仕事』としてまとめられている。その中の一篇『名づけられた葉』は独立した詩集の題名として出版された。

「2018年 『日本女性2人詩集(1)おばさんから子どもたちへ贈る詩の花束』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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