母型論

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  • 思潮社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783716198

作品紹介・あらすじ

言語にとって美とはなにか/心的現象論/共同幻想論。このもっとも重要な三つの仕事をひとつに総合して捉え直す。吉本理論の中心をなす到達点と新たな出発点を世界史的視点から大きく開示する。

感想・レビュー・書評

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  • 三木成夫も読まねば、と思う。

  • 思想的にはこの書が最後の成果だったかと思われます。生命の海から陸への上陸と、胎児の子宮から体外への出産、無意識からの言語の表出を、詩的に同列に論じる論考群は、意識論・言語論・時間論・生命論の垣根を越えたイマジネーションへと誘ってくれる。論拠に再現性に乏しい角田忠信「日本人の脳」等を引用している辺りが、残念眉唾な要素ではあるが。これは、読む価値ありですよ。

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プロフィール

1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。

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