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- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783718581
感想・レビュー・書評
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現代詩手帳の高橋源一郎特集号。
もちろん、中心的に論じられるのは、詩ではなく、小説である。
この本を読むと、高橋源一郎が「言葉」について、あるいは「小説」について、真剣に深く考えていると言うことがよくわかる。
小説はあくまで「虚構」である。
しかし、その「虚構」はその書かれ方によって、激しく現実と重なり合い、相互に影響を及ぼし合う。
小説を書く「小説家」は、そのことに自覚的でなければならないだろう。
高橋源一郎はまさしくそのような作家である、と感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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