虚仮の一念

著者 : 日和聡子

• 思潮社 (2006年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaamosさんの感想 · 2011年3月1日]

「田螺の述懐」
「七夕」
「紅葉狩図」
「維新」
「虚仮の一念」

[sweetcakeさんの感想 · 2007年5月10日]

めぐりめぐってはまた還り、永永繰り返される季節の移ろいの中で、ただ一途に思いつめたる愚者の念。あらがいがたいかなしみと滑稽さをたたえて、すっくと佇むことばと生の姿、15篇。

[かねこさんの感想 · 2006年11月12日]

金色に銀。浅黄と猩猩緋。虚妄。日本だ。彼女は一体何者？不思議な本でした。

著者プロフィール

日和　聡子（ひわ・さとこ）　
詩人、作家。
著書に、詩集『びるま』（2001年、中原中也賞）、『砂文』（2015年、萩原朔太郎賞）、
小説『螺法四千年記』（2012年、野間文芸新人賞）、『御命授天纏佐左目谷行』（2014年）など。




「2021年 『絵草紙　波風露草玉手箱』 で使われていた紹介文から引用しています。」