グッドモーニング

著者 :
  • 思潮社
3.97
  • (14)
  • (11)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 190
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783730255

作品紹介・あらすじ

飛んだ破片がガラスのように反射して、これがみんなの朝焼けになるのだと知った-世界と言語を破壊していく暴力と妄想。その静寂のなかを疾駆する少女のまえに、いま夜は明ける-。新たなはじまりを告げる世界への輝かしい賛歌。第44回現代詩手帖賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 言葉が確固たるものなのに記号と形に頼りすぎでは?「苦行」がよかった。

  • あ、活字がバグってる!
    それを嬉しく読んでしまった。

    こういう文章は、きっと書けないな。
    書きたくないな。
    と思いながら、ぐいぐい読んだ。
    不安をあおるようなタイポグラフィが、
    頭の中をかきまぜていく。
    読みながら錯乱していくようだった。(したことないけど)
    破壊力のある詩。
    こんなに華やかなヒステリーもあるんだな。って。

  • 『死んでしまう系のぼくらに』の言葉たちがなんとなく好きだったので、ほかの詩も読んでみようと手を伸ばした。

    今回は正直、好き嫌いの前に、わからない。
    記号や余白がたくさん使用されており、視覚的な混乱がひどい。言葉をうまく呑み込めない。
    理解するより感じるべき本だったのだと思うけれど、うまく良さを味わえなかった。

  • 「苦行」が良い。

  • 意味が理解できそうでできない言葉の羅列で、なかなか読み進められない。よく眠れる。詩を読みなれていない私は、意味を理解しようとするのではなく、感じるのだと言い聞かせた。
    記号の使われ方、文字の置かれ方は、絵を見るのに似ている。思考の動きをそのまま文字に起こしたような感じを受ける。
    ぼんやり、殺伐と、ギラギラしたイメージが浮かぶ。たぶん、10代の頃はそうだった。
    「誰だっていつかは死んでしまうでしょ
    だったらその前に私の
    一番硬くてとがった部分を
    ぶつけてsee new world」
    perfume edgeより
    ということなんだろうか。
    20170219

  • さらーっと読了。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784783730255

  • 開いてみて、とても馴染み深いと思った。ずっと電子文字に触れてきた私たちの世代の言葉だった。
    ところどころ、詩に余白や記号が配置されていて、印刷されたものを見るということが重要な詩集。
    それは、思春期にネットの掲示板やブログ、ひっそり個人サイトを持っていた人しかわからない感覚だと思う。だから、限られたスペースで短い言葉をやり取りするTwitterやLINE全盛の今の十代にも馴染まないと思う。

    昔の詩集は、諳じることが重要だった。
    でも、この本は目で見なければわからないものがあると思う

  • そんな話をしたいね

  • 「苦行」と「尋常」がいちばんすっと頭に入ってきて好きでした。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

最果タヒ(Tahi Saihate)
1986年、神戸市生まれ。2008年、『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『愛の縫い目はここ』、小説に『星か獣になる季節』『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』『渦森今日子は宇宙に期待しない。』『少女ABCDEFGHIJKLMN』『十代に共感する奴はみんな噓つき』、エッセイに『きみの言い訳は最高の芸術』、対談集に『ことばの恐竜』がある。最新詩集に、2018年9月刊行の『天国と、とてつもない暇』。

グッドモーニングのその他の作品

最果タヒの作品

グッドモーニングを本棚に登録しているひと

ツイートする