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- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783734338
感想・レビュー・書評
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したたれる滴をともに花入れに にじりすさりて蕚(うてな)をながむ p.13 幾千のことばを薄茶で飲みしづめしらさぎの立つ器を置きぬ p.14 ほんたうだ海のにほひがしてきたよ風がふいてるここではいつも p.15 小倉屋で升酒もとめ奔りゆく堀部安兵衛の背(せな)の見ゆるや p.22 一斬りてこぼれし刃物ひたしたる「血洗ひの池」めぐる若きら p.22 らふそくの灯を消し堂のとびら鎖(さ)す打ち水しやれ送り火焚かな p.27 この朝は一花衣(ひとはなごろも)うつすらと大気色づきかをる紅梅 p.10
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