夜を叩く人

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  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783734901

作品紹介・あらすじ

4年ぶりの新詩集

遠く夜を叩いている音が聴こえてきます
 とむ とむ とむ
生きているから恐ろしい
静かな風が吹いています
(「夜を叩く人」)

いつも懐かしく、そして、おそろしい。聴いてはいけない、セイレーンの歌声のように。『無月となのはな』(晩翠賞)、『海と夜祭』につづく第5詩集。装画=松本冬美

著者プロフィール

1950年岡山県生まれ。岡山大学法文学部史学科卒業。企業勤めを経て2008年から2014年まで私立高校講師。詩人。エッセイスト。日本文藝家協会会員、日本現代詩人会会員、日本詩人クラブ会員。岡山県詩人協会会員。詩集『樹間』『夕区』『無月となのはな』(第50回晩翠賞)『海と夜祭』『夜を叩く人』『熾火をむなうちにしずめ』。岡山市文化奨励賞、岡山芸術文化賞グランプリなど受賞。そのほか著書に『九津見房子、声だけを残し』(みすず書房、2020)。

「2020年 『九津見房子、声だけを残し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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