ネパールで木を植える ドクトルサーブと命の水の物語

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  • 信濃毎日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784073931

作品紹介・あらすじ

子供たちを救う命の水を取り戻せ――。医師である著者は、ネパールで出会った少女を養女に迎えたのをきっかけに、同国の子供たちが汚れた川の水を飲んで死んでいく実情を知る。森林乱伐で枯渇した泉の復活をめざして1990年から取り組む植林活動は、日本の小学生による牛乳パック回収資金提供を得ながら10年後にはで成果をおさめた。しかし、軌道に乗ったかに見えた活動は、ネパール内戦下で勢力を広げる毛派ゲリラの妨害を受けることになる。脅迫や植林地への地雷設置など生命の危機にも直面する中、現地の村人たちとの絆を深めながら乗り切っていく医師。内戦がおさまりかけたころに襲った巨大地震では、育てた森の木が住民を救うことになる。20年余で100万本の植林が実現するまでを描く。

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著者プロフィール

1938年茨城県日立市生まれ。信州大医学部時代に登山を始め、ネパールや欧州の山々に登頂。74年から2年間、ボランティアでネパール・カトマンズの国立小児病院に勤務。84年、植林活動などの非政府組織(NGO)「カトマンドゥ」(事務局・安曇野市)を設立。著書に「ネパールの山よ緑になれ」など。
2019年に第26回信毎賞、NGOも97年に第2回信毎選賞を受賞。内戦下でも活動を続け2018年までに約100万本の植林を実現。

「2022年 『ネパールで木を植える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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