- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784784101306
感想・レビュー・書評
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20歳前後に何度も読んだ本です。
父の本棚にラジニーシの本が多数あり、面白くて読んでいましたが、ふと片隅にあった地味な表紙の「自我の終焉」が気になり手に取りました。
ストイックで清い水のように、心理に溢れた本です。
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クリシュナムルティの1953年の著作(原題は、The first and last freedom)。クリシュナムルティの本は講演録が多いのですが、これは珍しく自身による著作であり、クリシュナムルティの思想がよくまとまっている良書です。
私が最初に手にしたクリシュナムルティ本です。最初に読んだのは20年以上前ですが、インパクトがありました。平易な言葉ですごいことをいっているな、という印象でした。最近久しぶりに読み返しましたが、やはりこの本は色褪せません。クリシュナムルテイの本はいろいろ読んでますが、お気に入りは本書と、生と覚醒のコメンタリー、子供達との対話、です。 -
原書は1954年に発行されている。ってことは昭和29年だ。「もはや戦後ではない」と経済白書の結びに書かれたのが1956年のこと。朝鮮特需が1950-1953年だから、日本では少し明るい兆しが出始めた頃であろう。
<a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100120/p3" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100120/p3</a> -
本当の自由は自分からの自由だ。ストイックなタイプの宗教が肌に合う人にはお薦め。
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非常に簡単な言葉で綴られているのに、
なかなか先に進まない。
何度も挫折しかける、止まる。
書いてあることは、一貫してひとつ。。
自分の戦いが終われば、
世界の戦争は無くなる。。と。
本当の意味で、
私がスピリチュアルに目覚め始めた本。
副作用:1ページ読んだだけで、ものすごく眠くなる。
不眠がちの方におすすめ。 -
定価2100円。1980年発売で現在絶版。
2011年6月現在のアマゾンの中古価格は5500円。
原題は「The First and Last Freedom」
公開講話という特性上、ネット上にビデオや音声データが多数ある。
日本語訳も「クリシュナムルティ学友会」と「新しい芽」という、
読者団体の有志によって行われ公開されている。
http://homepage1.nifty.com/spr/index.htm
http://www7.ocn.ne.jp/~jkgyk/
三つの訳の印象を述べると(冒頭少ししか読んでないが)、
篠崎書林版は、カタカナ英語を避けて無理矢理、
熟語に訳している印象。言い回しが古臭い。
学友会版は、現代的なカタカナ語を取り入れられているが、
直訳的で英語的に言い回しがそのまま。
新しい芽版は、三つの中では一番お勧め出来るかも。
ただ素HTML公開なので電子書籍リーダーで公正し直さないと、
非常に読み難いかもしれない。 -
最高です
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クリシュナムルティの本は同じような内容の繰り返しなので、2、3冊読めば十分のような気がします。
この本は人気がありプレミアがついているが、無理して購入するほどの内容ではないと思います。 -
今、読んでいる途中。衝撃的! 「あるがまま」ということはよくわかっているつもりだったが、「何かになろうとする努力」=「あるがままの否定」ということにようやく気づいた。受動的な凝視。ウーム…。2006.10.1
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クリシュナムルティー。その深遠さに感服します。本当に宗教的であること、真の愛は自我のないところ、観念と思考のないところにあるいうこと…