新興俳人の群像: 「京大俳句」の光と影

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  • 思文閣出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784212514

作品紹介・あらすじ

昭和8年(1933)、平畑静塔、井上白文地、中村三山、波止影夫、鈴鹿野風呂、日野草城、水原秋桜子、山口誓子、五十嵐播水らを顧問に発刊した「京大俳句」。やがて西東三鬼や三谷昭、高屋窓秋、石橋辰之助、渡辺白泉ら全国の有力俳人も次々と参加…。本書は、「京大俳句」の成り立ち、新興俳句と日中戦争、新興雑誌「天香」の爆発的人気、特高の厳しい取り調べ、獄中俳句、スパイ俳人の暗躍、「文学報国」時代の俳句など、「京大俳句」を中心に新興俳句運動の盛衰を克明に紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 今、俳句人口が何十万人とおられるが戦時中は言論に迫害を受けた俳人が少なからずいたことを知りこの平和がいつまでも続くよう祈りたい。

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著者プロフィール

昭和12年、石川生まれ。51年、沢木欣一主宰「風」同人。60年、林徹主宰「雉」創刊と同時に同人として参加。平成14年、大峯あきら代表「晨」同人。20年、林徹主宰の逝去にともない「雉」の主宰を継承。句集に『青霞』『鳰の海』がある。

「2015年 『句集 天つ白山』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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