南北朝期公武関係史の研究 増補改訂

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  • 思文閣出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784214167

作品紹介・あらすじ

戦後、日本史の研究はその範囲の広さと内容の豊かさの両面においていちじるしい進展を遂げた。中世史の分野もその例外でなく、最近の静かな中世史ブームは特定の対象に限られたものとはいえ、これまでの中世史研究の蓄積に支えられた、中世への関心の深まりを背景として生起したとみてよいであろう。しかしながら、その反面、ほとんど研究の進展からとり残された部分があったことも否定できない。その一つが、本書でとりあげる公家政権ないし公武関係についての考察である。

著者プロフィール

1949年、長崎県生まれ。九州大学大学院博士課程中途退学。福岡大学名誉教授。文学博士(1985年 九州大学)。専門は中世日本の政治と文化。著書に、『太平記の群像』『闇の歴史、後南朝』『室町幕府崩壊』(角川ソフィア文庫)、『足利尊氏』『足利直義』(角川選書)、『南朝全史』(講談社選書メチエ)、『戦争の日本史8 南北朝の動乱』(吉川弘文館)、『後醍醐天皇』(中公新書)、『増補改訂 南北朝期公武関係史の研究』(思文閣出版)など多数。

「2023年 『足利義満』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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