碇の文化史 (佛教大学研究叢書 25)

  • 思文閣出版 (2015年3月30日発売)
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本 ・本 (332ページ) / ISBN・EAN: 9784784217915

作品紹介・あらすじ

船や海事の象徴としてよく表される碇(いかり)だが、その先行研究は希薄であった。
本書では、先史の時代から石や木で作られた碇が、鉄の錨(いかり)へと移り変わっていくまでの形態上の変化と発展の系譜をたどる。
歴史学という大きな枠組みの中から、時には水中考古学の見地から遺物をとらえ、またあるときは文献資料や絵画資料を駆使し、民俗例や伝承、風俗といったものも絡めて、碇をただ単なる繋船具というだけでなく、碇の変遷を通して見えてくる文化史を浮き彫りにしていく一書。

著者プロフィール

1954年長崎県生。1976年東海大学海洋学部海洋工学科卒業、1980年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業、2014年佛教大学大学院博士課程文学研究科日本史学専攻修了。博士(文学)。現在、(公財)日本習字教育財団理事・同付属博物館「観峰館」副館長。

「2015年 『碇の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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