近世日本の銅と大坂銅商人

  • 思文閣出版 (2015年5月26日発売)
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  • 本 ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784218059

作品紹介・あらすじ

近世日本は世界でも有数の銅輸出国であり、銅は長崎貿易の重要な輸出品であり続けた。また国内ではさまざまな銅製品が流通し、さらに真鍮などの銅関連市場が活況を呈した。銅の生産・流通をめぐる研究は近世史上の重要なテーマでありながら、それをになった商人たちの実態を示す既知の史料が乏しく、未開拓の部分が多く残されている。
本書は、その最大市場である大坂の銅商人社会が成立・変容する過程を軸にして、銅の生産・流通の歴史を通覧。住友家文書や初村家文書など関連史料を丁寧に読み解き、長崎貿易の動向・幕府の統制・相場の変動なども視野に入れながら論じた本邦初の銅の近世通史である。

著者プロフィール

1942年京都市生まれ。1965年東京大学文学部(国史学)卒業。1968年東京大学大学院人文科学研究科修士過程(国史学)修了。1978年住友修史室勤務、住友史料館に名称変更。2011年退職。

「2015年 『近世日本の銅と大坂銅商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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