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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784784218899
感想・レビュー・書評
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ある者の食事は他の者にとっては毒である。(はじめに:冒頭)という物騒な言葉で始まるが、和食文化を俯瞰するには格好の書物である。教養教育科目講義「和食文化論」などの研究会メンバー10名が執筆、さまざまな視点から和食を
取り上げていて、歴史ものとしても読み応えある。大饗料理(公家を中心とした)・本膳料理(武家を中心とした)・精進料理(寺院を中心とした)・懐石料理(茶道とともに発達した)・会席料理などの成り立ちと推移も学際的に捉えられ
ていて興味深い。京都府立大学京都和食文化研究センターの助力を得て刊行された。詳細をみるコメント0件をすべて表示