香道研究にとって最も重要にもかかわらずあいまいにされてきた、香道成立にいたる過程を、「王権」と「連歌」の切り口から解き明かし、その美学をあぶりだす。
京都大学美学美術史学卒業。東京大学大学院表象文化論修了、学術博士。公益財団法人有斐斎「弘道館」館長。伝統文化プロデュース連代表。専修大学准教授。北野天満宮和歌撰者。著書に『ふろしき』(パイインターナショナル)、共著に『京の花街』(日本評論社)ほか。 「2014年 『継ぐこと・伝えること』 で使われていた紹介文から引用しています。」