大航海時代の海域アジアと琉球 レキオスを求めて

  • 思文閣出版 (2020年8月25日発売)
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  • 本 ・本 (630ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784219896

作品紹介・あらすじ

大航海時代、海域アジアへ進出したヨーロッパの航海者や現地で勤務した商務官などがもたらす情報により、この地域に対するヨーロッパの地理情報は飛躍的に発達した。

一方この時期の東南アジアは「交易の時代」を迎え、中継貿易で栄えた琉球王国も盛んに活動していた。こうしたなかでヨーロッパ人たちが探し求めた伝説的なレキオス(琉球)も現実の地理認識のなかに組み込まれていく。

本書ではこれまで十分に活用されてこなかったヨーロッパの文献、地図などを縦横に用いることで、海域アジアの全体状況、ヨーロッパにおける地理認識の変化、さらに漢籍等の公式的な史資料からではとらえきれない古琉球期の琉球王国の活動を多角的に解明する。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

九州大学人文科学研究院准教授。専門領域は中国社会史、東アジア海域史。著作に『明代中国の紛争と秩序―徽州文書を史料として』(汲古書院、2002年)、『徽州商人と明清中国』(山川出版社、2009年)、『大航海時代の海域アジアと琉球―レキオスを求めて』(思文閣出版、2020年)。

「2021年 『アジアの海を渡る人々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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