- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784784220120
作品紹介・あらすじ
近代の刺繡は海外への輸出という役割を担ったことで、制作体制や意匠、技術が大きく変化した。西洋の室内を装飾するため、それまでにない形・絵柄・表現力が求められ、商人・職人らにより超絶技巧ともよべる作品の数々が生み出される。
国内外の王宮をも飾る日本の近代刺繡が花開いたおよそ50年間について、現存する作品を網羅的に調査することで、刺繡産業の状況を具体的に描き出し、日欧間でどのような影響を与えあったのかを明らかにする。