新サハリン探検記: 間宮林蔵の道を行く

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  • 社会評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784503667

作品紹介・あらすじ

サハリン特派員のみた林蔵の道。幻の北のシルクロード、北部大地震、謎のスターリントンネル、先住民や朝鮮人の暮らし…。国境地帯にたくましく生きる人びとの現在をルポする-。

感想・レビュー・書評

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  • 90年代のサハリンの自然や生活がよくわかる。サハリン北部地震を新聞記者として体験した章は、現地の人の絶望感が感じられた。北方四島やサハリンを、ロシアはこのあとどうしたいんだろう?とも思った。

  • 1995年ごろに北海道新聞の記者が1年間ユジノサハリンスク(豊原)支局に勤めたときの話で、まあ、普通かなあ。良くも悪くもない。
    90年代の話がずいぶん昔のように思えて、読んでいるこっちが「えっ?!」って思った。
    たとえばサハリン北部地震の写真をなんとか札幌に送ろうとする話。徹夜で現像。「写真転送機」は白黒しか送れず、オホーツク航空のチャーター機にカラーのネガを託す・・・ うーん、時代だなあ、と思う。95年だったらまだそんなんだったんだね。で、同じ文章で「サツ周りの先輩から電子メールで激励をもらった」とあり、「なんじゃあそりゃ~」とこける。メールが送れるんだったら添付しろよ添付。95年に樺太で電子メールが使えたことの方がよほどびっくりだ。当時だってデジカメぐらいあっただろうに。

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著者プロフィール

1962年、横浜市に生まれる。北海道大学農学部卒。在学中は探検部に所属し、アフリカ、アジアを放浪。85年北海道新聞社に入社。社会部、根室支局を経て、95年からサハリン・ユジノサハリンスク支局駐在。2013年から同紙連載「極東」を担当。
現在、道新ぶんぶんクラブ事務局長。

【著作】
『新サハリン探検記:間宮林蔵の道を行く』(社会評論社、1997年)
『ロシア極東秘境を歩く:北千島・サハリン・オホーツク』(北海道大学出版会、2016年)
『一九四五占守島の真実:少年戦車兵が見た最後の戦場』(PHP研究所、2017年)
極東DVDシリーズ『アムール川・間宮海峡を行く林蔵の旅』(3部作、風交舎・北海道新聞社、2016年)
『ANA857便を奪還せよ:函館空港ハイジャック事件15時間の攻防』(柏艪舎、2019年)
                                      など

「2020年 『追跡 間宮林蔵探検ルート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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