ヴァルター・ベンヤミン解読―希望なき時代の希望の根源

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  • 社会評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784784508877

作品紹介・あらすじ

20世紀のもっとも重要な思想家のひとりとみなされる、ユダヤ系ドイツ人思想家ヴァルター・ベンヤミンの生涯と、彼の残したテクストを読む。

感想・レビュー・書評

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  • 近現代ドイツ思想の研究者によるベンヤミン研究。主としてベンヤミンの歴史哲学、それも「認識批判的序説」と「パサージュ論」に代表されるような史的唯物論とメシアニズム、そしてアレゴリー的思考の独特の結合としての哲学に大きく焦点があてられている。ただ、「認識批判的序説」―ドイツ文学の研究―と「パサージュ論」―19世紀の資本主義「原史」研究―とに現れるベンヤミンの思考を無媒介に連続させるのには違和感を覚える。やはり、対象が異なれば思考内実も異なるはずだから。

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プロフィール

1950年、宮城県生まれ。埼玉大学大学院文化科学研究科修了。現在、早稲田大学教育学部教授。専攻、ドイツ・ヨーロッパ思想史。著訳書に、『越境する思考』(青弓社)、『現代思想の境位』『始源のトポス』(ともにエスエル出版会)、『市民社会の弁証法』『ニーチェ事典』(共編著)(ともに弘文堂)、『ヴァルター・ベンヤミン』(講談社)、『パサージュ論』(共訳、岩波書店)など。

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