- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785502935
感想・レビュー・書評
-
ECにも応用できる考えが多分に含まれていて参考になる
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
流通業に必要な知識の本。入門編というだけあって分かりやすく書かれている。普段当たり前のように使っているカテゴリーごとの戦略は、ほんのこの30年くらいに徐々に確立していったものだそうだ。モノ不足の時代ならともかく、カテゴリ戦略という概念がなかった頃は逆にどうしていたんだろう?と思う。
普段仕事で使っている言葉や考え方が改めて腹落ちしてきたので、かなり参考になった。しかしカタカナ語がやたら多いのにはやや閉口。「適切な訳語が見つからない」のが理由らしい。使う側も本当に意味を理解してカタカナ語を使わないと、単に「言われた言葉を使ってる」と思われかねないなとも思えた。 -
社内でカテゴリマネジメントに取り組む予定があることもあり、手に取った1冊。
個人的に何となく知ってる概念でしたが、とりあえずざっと目を通すことで概要や要点を把握することができました。
実際に細部に渡るまで本格的にカテゴリマネジメントに取り組もうと思ったら本書の内容だけでは不十分だと思いますが、入門書としては十分ではないかと思います。 -
ところどころしか理解できませんでした。
-
E社向け勉強の為に購入。
「消費者発想からの売り場づくり」という帯のキャッチの通り、
MDやバイヤー視点から商品をカテゴライズして棚割りではなく、
消費者が分かり易く、購入しやすい売り場を作る為にどうするか。
といったようなことがメインで書かれている。
どちらかと言うと、概念的な話よりは分析手法やテクニックの話が多い。
日本では伊勢丹がそのような売り場作りを目指しているとのこと。
(これはE社担当の営業さんから聞いた話)
例えば、シャツ売り場でブランドごとに区切るのではなく、
色や形状、トレンドなどで区切ることによって、
欲しい商品を見比べることが出来るなど。
また、入門と名づいているが、
「入門」というよりはむしろ「基礎」と感じた。
特に参考になった点は、
CDT(カスタマーディシジョンツリー)に
基づく商品配置の考え方など、
企画書で利用できそうな要素があり、
中々勉強になったと考えれられる。