コンビニのレジから見た日本人

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  • 商業界
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レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785503307

感想・レビュー・書評

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  • 参考文献

  • 高萩徳宗氏のメルマガで紹介されていた。コンビニの店員がなぜレシートを渡そうとしないか(私はいつも受け取る)、レジ横の募金箱はなぜいつも一杯か(私は入れたことがない)、などハッとさせられる情報が多かった。損得より善悪を優先する社会、という提案には同意。しかし、日本は善悪の基準が世間の眼である。匿名で利用できるコンビニにそれを求めるのは、木に縁りて魚を求めるようなものだろう。

  • 共感する部分は多いのだが、読みすすめると愚痴っぽいとこが目立った。
    コンビニはストレスの多い職場なのは確かだが、それを語る際には一度冷静になった方が面白い分析になったのではないか。

  • コンビニではその人の「素」が出る、というのはそうかもしれない。
    何故かコンビニでは何でも許されるみたいな振る舞いは確かに見聞きする。
    タダ=サービスという感覚を生んでしまったコンビニ側の要因にも触れつつ世相を見るというのは面白いなと。
    ただ、中盤からの、いかにも昭和な男らしさ女らしさの幻想の押し売りにげんなり(だってコンビニ困らせてる「いい大人」ってその昭和生まれじゃん)して、それ以降の内容も根拠の薄い主張にしか見えなくなったので☆3。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:673.86||T
    資料ID:95080054

  • コンビニに入らない日はほぼない、という生活なので、実際に自分にもあてはまることがいくつかあり、うっ、となる。
    客の立場としては「いやそこまで大層なこと思ってないし」的な論調も見受けられるが、正鵠を得た日本人論としての側面も持つ一冊。
    明日から、コンビニは自己の格調を高くする修行の場として用いよう。

    しかし、客を不愉快にさせる店員も多々存在するのも事実。この本では、そういう店員に関して客目線では触れていないけれど。

  • 経営者のただのエッセイかと思って読み始めたけど、実はかなり深刻な日本人の現状について書かれている本。日々コンビニでは実に多くのドラマが繰り広げられている。
    コンビニを一度も利用したことがない日本人は今やごく少数の筈。そんな身近で便利なコンビニでは誰もが「素」。だからこそはっきり見えてくる(見えてしまう)今の日本人の品格。
    コンビニは今や自動販売機のような扱いを受けていて、客と店員ではまるで違う世界の住人。客を通して見えてくる現代の日本人の多くは「マナーがなってない」のレベルじゃなくて本当に「異常」といえる。
    コンビニのバイトをしてなかったらこの本を読ななかったかもしれないし、読んだとしても「大げさな愚痴ばっかり」と思ったかもしれない。その上であえて言わせて貰うと、現状はまさにこの通り。この本の内容は大げさではない。
    だからコンビニを日常的に利用している人にこそ勧めたい一冊。自分を客観視する機会になるのでは、と思う。

  • コンビニ経営のプロが、レジ越しに見てきた客の有様から、日本人の変貌を論じた本。
    コンビニという業態が、街のインフラとして機能し、我々のライフスタイルを変化させたことは、既知の事実であろうが、生活様式を変えただけではなく、精神性やモラルをもを変えてしまっているようだ。本書の主な内容は、所謂トンデモ客の列伝で、俄かには信じられない話の多々紹介されるが、愚痴で終わらずに、それに至った経緯や理由を掘り下げている。著者の見解では、コンビニの客が劣化した原因がコンビニ自体にもあるという。ざっくりまとめると、集客目的の無料サービス(トイレやゴミ箱など)が、客の質を低下させてしまい、なんでも便利に提供するから、客もつけあがってしまったという主旨だ。客の立場を我が身に当てはめると、事の大小はあれ、はっとさせられる他山の石。
    実際に、店舗を畳んだりバイトが辞めていく理由は、こうした客あしらいのストレスが多いという。しかし著者はここで諦めず、客を悪くしたのがコンビニであれば、客を再教育するのもコンビニという使命感を持っている。これもまた他山の石。

  • 愚痴とその拡大解釈。

  • 当たり前だと無意識に思ってるだろうけど、大事なのは他人を思いやる気持ちに変わりは無いと感じる。コンビニでバイトしてたと言うのもあって、より身近にこの本の内容がわかりやすかったように思う

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