- Amazon.co.jp ・マンガ (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785920050
感想・レビュー・書評
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熱砂の惑星に移民してきた人類は、残存する船やプラントを頼りに命を繋いでいた。生き残るため犯罪もまかり通る過酷な世界に現れた超高額な賞金首!その名はヴァッシュ・ザ・スタンピード!
600億$$(ダブドル)という途方もない賞金をかけられた男!その正体は金髪の優男!徹底した平和主義者!銃の達人でありながら、不殺を貫く!それでも二つ名は人間台風(ヒューマノイドタイフーン)!なんなんだコイツは?!と思う間もなく、砂嵐に飲まれるが如く物語が進んでいく。コミカルなデフォルメとシリアスなアクションの使い分けが楽しい。
「未来への切符は…いつも白紙なんだ」
「君が君を生きる事が両親を生かす事でもあるんだよ」
ド派手なガンアクションにSFのスパイスを加えた世界観。その大地に人間賛歌が根付いているのが魅力。人は不毛な世界の中で、なぜ生きるのか。その行き先を選ぶのは自分自身だ。
ネブラスカ親子の弾丸パンチとの撃ち合いシーンが印象深い。こんな精密射撃できるのって、ぼくの知ってる範囲ではシティーハンターかヴァッシュってイメージ。基本はごちゃっとした画面作りなんだけど、決めシーンは切れ味良く描いているのが好き。
砂蒸気(サンドスチーム)を襲った強盗「バド・ラド団」との死闘もヒリつく。ボス・ネオンとの決闘のコイントスがカッコいいんだよなあ。アクションも見応えあるし、暴走する砂蒸気をどうやって止めるのか?!父の思いを一度は裏切ったカイトが見せた行動もよかった。
まだ物語は序章というところ。ヴァッシュの正体とは?!その行く手に待つ者とは?!ひっさびさの再読。かなり内容を忘れているので、いい感じに楽しめそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全2巻(新装版)。不毛の惑星の歴史を巡るSF西部劇。
掲載紙廃刊のため、ストーリーは凄まじい尻切れトンボぶり。
(続きは『トライガン・マキシマム』へ。)
学生時代に友人から拝借して読みました。もー、一撃で虜に。
個人的に、不殺がポリシーの「イイ人ヒーロー」は苦手なんですがね。脇役・敵役にアクの強い奴らがいっぱい出てきて、全体的なストーリーが秀逸すぎる。
徳間書店版(=通常版・全3巻)の表紙が好きなので、そちらを購入いたしました。
バド・ラド団ヘッドのB.D.ネオンの伊達者ぶりにシビれます。 -
もう何度読んだか分からないくらい大好き。
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全巻所持
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青雲賞を受賞したとてもとても面白いSF漫画です。
しっかりした作りで安心して読んでいられます。 -
(たぶん)隠れた名作。
いや、隠れてないのか?
正直すごく読みづらい。
しかし抜群に面白い。
まるで風の谷のナウシカのようだ(内容は全く異なります)。
SFヒーローアクションものとしてももちろん面白いが、
家族関係が崩壊している今、
新しい家族の風景がここにあるんじゃないか、と思った作品。 -
若き日に出会ってなくて逆によかったと思う。
ウルフウッドって人はなんて罪作りなんだろうか。 -
大学時代に友人に紹介してもった本
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圧巻。
それに尽きます。
どこかレトロなのに、壮絶未来っていうところがねー
血界戦線もよろしく! -
誰がなんと言おうと
俺の中で世界一カッコいい漫画