- Amazon.co.jp ・マンガ (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785932893
感想・レビュー・書評
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読み仮名は<せいせいと>ではなく、<さやさやと>です。
名門の女子高に憧れを抱き、入学をした主人公の名前が清(さや)。
主人公は、さすが男性誌掲載だけあって黒髪、前髪ぱっつんです。
どこにでもいる様な、普通の家庭の女の子がお嬢様高校へ通う日常を描いてます。
ギスギスした感じは全く無く、ふんわりとした優しい、小さな変化を描いている。
突き刺さる様な漫画も好きだけれど、こんな漫画もいいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
谷川史子さんが描く女子(アンド男子)の口元がゆるゆるとした感じや、まんまるの黒い瞳を見ていると、
コロコロ表情が変わる柴犬のコドモのようで、にこにこしてしまう。
そんな漫画全体の空気感、ふんわりした感じが好きです。
ふわふわしたスカーフの描き方とか、犬っ毛なおさげとか、ひざ丈スカートとか、かしましい女の子たちのおしゃべりとか。やさしくて、きらきらしてて、かわいらしい。
女の先生が生真面目さゆえにかたくなになってる時に、声かけた校長せんせいの言葉、
頼りなさそうな元八幡先生にさやちゃんが素敵だと惹かれたところ、
校長先生と奥さんの微笑ましいやりとりなど
優しい世界観に温かい気持ちになります。
青年誌にこんなハートフルな女子ものがたりを掲載するなんて!と驚いたけれど、需要はあるのかもしれない、のかも。 -
2011 9/19読了。WonderGooで購入。
友達と本屋に行ったときに新刊を買おうか悩んでいたのを見た本。
面白そうだったので買ってみた・・・表紙といい内容といい、少女誌あるいはレディース誌かと思ったらOURS連載?!
新入生の主人公や先生たちの女子高での日々を描いた漫画。
なんか少しおっとりしてて爽やかで落ち着いた気分になりたいときに読むと良さそう。 -
やっぱ谷川さん最高…!
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最後の話泣いちゃった。
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ここまで清々しく
学校生活を描き上げられる
という点に感服しました。
けんかはあるけど、全くドロドロしていない。
こういう学生生活送ってみたかったなあ〜、と思ったり。
1巻最後の校長先生の話
この話で一番気になる点を、一番清々しく締めくくっている
素晴らしいと感じました。 -
いろんな角度から描かれた学園ものって珍しい!とてもよい。
大人になって初めて気づいたけど、先生も人間なんだよね。学生の頃は先生は「先生」っていう生き物だと信じてた。笑
当時のわたしに読ませたい作品。
今読んでももちろん素敵。心がしゃんとなります。 -
谷川さんの描く女性は生き生きしていて魅力的だ
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爽やかお嬢様学園物語。
最後まで爽やか過ぎたけど、よかった。