品川宿猫語り: 猫たちと人々の下町愛情物語 (第2巻) (ねこぱんちコミックス)

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  • 少年画報社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785932961

感想・レビュー・書評

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  • 猫好きには良い
    堪らなく郷愁を誘う

  •  Twitterでこのコミックの2巻のレビューを書いた方が居たTLを見て「品川宿」と言う地名を見て直ぐにアマゾンで注文しました。何しろ、自分が住んでいるのがまさにその「品川宿」の一角だからです。そして、良く犬の散歩の途中でネコの写真を撮り歩くのが趣味だから。
     久しぶりにこんなコミックに巡り合ったような気がします。時間の流れがとてもゆっくりで、和みました。それと同時に「この辺りはどこなんだろう?」と思い、2度目の読み直しでは、Googleの地図で色々調べながら読んでしまいました。1巻目には私の住んでいる最寄の駅も出てきて(なかなかマイナーなのに)一寸嬉しい気持ちになりました。
     1話1話読み切りなので、先を急ぐことも無く、本当にゆるゆるとした流れの中で、東京と言えども下町はまだまだ人情にあふれてる(実際にすんでいてもそうだから。)温かさを感じることが出来ると思います。と同時に、このままこの下町は残っていけるのか?と言う危惧も。2巻3巻も続けていけちゃうコミックです。

  • 品川の下町を舞台に、猫たちと暮らす人々の毎日を、暖かい視線で描いています。
    デフォルメされていない、かなりリアルな猫が描かれているのは、ちょっと新鮮。
    猫の柔らかい動作が自然に描かれていて、作者がしっかりと猫を観察していることがわかります。

    今でも、都会にこんなに人情味あふれる、長屋暮らしのような人々がいるんですね。
    仔ネコにズキューンとハートを打ち抜かれる瞬間が、克明に描かれていました。
    読んでいると、この町の人々のように、猫を抱き上げて頬ずりしたり、よそ様の猫を可愛がったり、とにかく猫と暮らしたくなってくる本です。

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