- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785936907
感想・レビュー・書評
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すごい良かった………それ町の独特の雰囲気がすごく良い。特に「歩く鳥」はちょっと泣きそうになった。「答砲恪気」もそうだったけどだんだんと行間を読ませるみたいな作風になってきていてそれがすごく好き。明確なオチはないんだけどジーンときてしまう。「燃えよ歩鳥」とかもそう。しかしこの小学生組特有のモヤモヤした感じの恋がなんとも言えず良いんだな。なんか懐かしい。
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「大丈夫ですよ
私はササンクロスでも石炭袋でも降りませんから」 -
エビちゃんの話、ジョセフィーヌの話可愛い。でも一番可愛いのはやっぱり紺先輩に違いない。可愛いよ紺先輩可愛いよ
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なんかこれ好きw
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相変わらずの、ゆるさは健在、まぬけなエピソードが延々と続きます。
爆発する感じではないけれど、なにか、ほっとした感じとか、あきれた感じとかが、じわじわきます。
期待に違わぬ出来、良かった。
第71話「歩く鳥」。素晴らしい。
色々とすばらしい。 -
第66話燃えよ 歩鳥
第67話答砲悋気
第68話嵐山ジョセフィーヌ様
第69話流血のプロセス
第70話大人買い計画
第71話歩く鳥
第72話嘘つきリッちゃんの亡霊
第73話森秋 夜空に散る -
<Soredemo Machi ha Mawatteiru>
Digital Composting/雷門風太in竹工房 -
亀井堂の静が、「べちこ焼き」という謎のお菓子をさがし求める「大人買い計画」が印象にのこっています。
紺先輩のことを気づかう歩鳥がえがかれた「歩く鳥」も気に入っています。この二人のエピソードは、いつも心に響く話が多いように感じます。タケルとエビちゃんが登場する「答砲恪気」は、二人の関係もあいかわらず可愛らしくて微笑ましいエピソードです。
「メイド!」のポーズができないタッツンのために歩鳥がつくった「メイド矯正ギプス」(じつは芋ようかんの空き箱)のネタは、この作品独特のシュールな雰囲気のギャグです。 -
ジャンル的にはギャグ漫画だと思うのですが、ストーリーや構成が秀逸すぎるんですよねー。ため息が出ます。
恋愛のすれ違いの話も素晴らしいし、謎解明の話も素晴らしいし…
もう、読もう!(T_T) -
今回で一番好きなのは『嘘つきリッちゃんの亡霊』!幽霊が見えると言うリッちゃんに話を合わせつつ、無茶ぶりをしていく歩鳥。掛け合いが練り込まれたコントのようで最高。ハチャメチャな設定が一つの物語になっていくのが面白すぎる。
『大人買い計画』も印象深い話。静が食べた奇妙な見た目だがおいしいお菓子「べちこ焼き」の謎を追う。こういう話を短編でしっかり仕上げてくるところに石黒先生のセンスを感じる。
『答砲悋気』のタケルとエビちゃんのやり取りも好き。お互いに嫉妬し合ってる姿ににやけてしまう。嫉妬心に気づかないのは男の子だからか、それとも自分のことに鈍感な姉譲りなのか。教室の後ろに貼ってある習字が「人情」なのもいい。
『歩く鳥』で明かされた紺先輩のつらい過去。そんな彼女が母親に歩鳥のことを友達だと紹介するシーンのあたたかさ。「朝ごはんを食べてないと思って」と歩鳥が差し出したリンゴジュース。こういう積み重ねが紺先輩の心を動かしたんだろうな。