銀河鉄道999 (3) (少年画報社文庫 1-3)

著者 :
  • 少年画報社 (1994年5月1日発売)
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785946630

感想・レビュー・書評

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  • 一編の物語に驚かされる
    本編って何なんだろう
    本編ではない中に
    広くなる物語
    いろんな物語の下敷きになったことを
    意識する物語
    久しぶりにアニメを見たくなる

  • 「装甲惑星」
    「泥のメーテル」
    「螢の街」
    「海賊船クイーン・エメラルダス」
    「ざんげの国」
    「なまけものの鏡」
    「サケザン大陸」
    「二重惑星のラーラ」

    短い話をうまくまとめてるもんだと感心してます。最後に小松左京さんの長文があるのがいい。

  • すばらしい。
    この全てにおいてミスマッチな組み合わせが本当にすばらしい。
    解説の小松左京さんが言ってるが、うねる銀河鉄道の姿は本当にいいね。左下からのアングル。かっこいい。
    これは星の王子様の系譜なのだろうか。そしてこの系譜の先にキノの旅とかがある。多様な世界歴訪の長編として、当時の漫画として粗さ満点でしかし様々な要素をふんだんに取り込んだ名作。

  • 車掌さんの正体は!?(>_<)

  • 「蛍の街」、素晴らしい。
    お風呂嫌がる車掌さんが可愛い。
    エメラルダス登場、解説・小松左京と豪華な巻。

  • キャラもよく知らず、エメラルダスを気に入っていましたが、今回登場。
    病に倒れてますね・・・。
    蛍の街とざんげの国・・・そしてメーテルが怒りを表す二重惑星のラーラが印象的でした。

  • “「やっぱりコンテを買ってくださるんじゃなくて
    お金をめぐんでくれるのですか!!」
    「ちがうよちがうよ約束どおりコンテは買ったんだよ
    でもアニメーションをつくる時にはその絵のコンテがいるだろう?
    いくらおぼえているったってそれがないと…………
    だからいつかフライヤさんのアニメーションが…
    映画ができあがってそのコンテが用ずみになって
    いらなくなったらぼくに送ってよ
    ぼくは必ずそのコンテをもって宇宙のどこかの映画館で
    きみの親友の…ネコの…アニメーションを見るから……
    そうしてコンテといっしょにフライヤさんを思い出して
    ネコのためにもう一度泣くからさ!!
    ゆうべコンテを見て泣いたんだ
    恥ずかしいけど目がこんなにハレちゃったんだよ」
    「………ありがとう鉄郎さん…」”[P.106]

    「装甲惑星」
    「泥のメーテル」
    「螢の街」
    「海賊船クイーン・エメラルダス」
    「ざんげの国」
    「なまけものの鏡」
    「サケザン大陸」
    「二重惑星のラーラ」

    “「鉄郎!
    機械の体になることは………
    機械の体になるということは……
    ほんとうはほんとうは別の目的が…別の目的があるから……
    人間は機械の体になるのよ
    いいえ…されるの……される……」”[P.274]

  • 女海賊エメラルダスが登場。
    メーテルとどんな因縁があるのか深くは語られなかったけど、二人がいいライバル関係にあるのは伝わってくる。
    怖いもの見たさで、メーテルとエメラルダスの戦いも見てみたいような。

    この巻で一番印象に残った星は『ざんげの星』だった。
    清く正しい善人ばかりの国と見せかけて、実際は全くそうではないという星であり、メーテルがその嘘を暴いていくところは中々に痛快。
    メーテルが善人や聖人ばかりの国を「地獄」と言い切るシーンがあるが、やなせたかし先生の自伝にも同じことを書いてあったのを思い出した。

  • 999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。

    「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。

  • 一気に買いそろえた文庫版。

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著者プロフィール

1938年、福岡県生まれ。マンガ家。1953年に「蜜蜂の冒険」でマンガ家デビュー。以来、少女マンガ、動物マンガを経て、少年マンガ、戦場マンガ、SFマンガなど多彩なジャンルの作品を発表する。いまも現役の日本を代表するマンガ家の一人。著者『男おいどん』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』など多数。

「2018年 『零士のメカゾーン 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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