銀河鉄道999 (11) (少年画報社文庫 1-11)

著者 :
  • 少年画報社 (1994年5月1日発売)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785946715

感想・レビュー・書評

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  • セリフが詩で
    詩がセリフ
    含蓄を感じる
    絵があるけど漫画なんだけど
    一つ一つの物語に
    言葉に余韻を感じるよさ

    自分の思い
    自分の力
    自分の意思
    最終巻に繋がる

  • いよいよ大詰め近し。どれも深い話ばかりだなあ~

  • 大酋長が可愛い。
    松本先生は不細工可愛いモノ描かせたら天下一品やな。

  • “「どうしたの?」
    「わすれちゃいけない人が上にとじこめられてるんだ………
    死なない体の人って……限りある命の人間よりつらいことがあるんだね」
    「……………………………
    いつか時がきたら私が「洞窟の女王」に何をしに行ってきたか話してあげるわ……
    惑星「洞窟の女王」に………………
    鉄郎がもう少し大人になったらね」”[P.47]

    「震動駅」
    「たくさん星の大酋長」
    「砂の海野ロンメル」
    「絶対機械圏」
    「マグネット駅の一族」
    「かげろう気流」

    “「ヤメル?車掌ヲ?自分カラ…ソレハドウイウ意味トウケトレバ?」
    「おん出るんですよ
    乗客のいない列車に車掌がいてもしかたがないでしょうが」
    「ヤメルト999ニハ乗レナイ」
    「そりゃそうでしょうよ
    あたしゃやめて身投げでもしますよ
    ずっと乗ってたかったんですがね もういいですわ はい
    昔の銀河鉄道はこんなんじゃありませんでしたよ
    アンドロメダに入ってからすっかりおかしくなりました では」
    「……………………………」
    「とめませんね……機関車もすっかり変わりましたね」
    「……………………………」”[P.162]

  • 機械化人間の首なしのレジストさんと鉄郎の会話がよかった。
    永遠の命の苦しみと悲しみを、レジストさんはしっかりと鉄郎に伝えてくれた人だった。
    いつか鉄郎が助けに行く時がくればいいと思うけど、その時の鉄郎の体は人間のままなのか、はたして機械化されているのか色々と想像してしまう。

  • 999に限らず、松本零士作品は漫画であると同時に詩です。それを僕はよく思います。999のテーマは人間の限りある命の美しさ。鉄郎の逞しさとメーテルの優しさに憧れて、そして独特の世界観やひとつひとつの物語の儚さが好きで、僕は中学時代かなり熱中して999を読んだものです(当時、地元の図書館が試験的に漫画を貸し出すようになって、そこで借りたのが999だったんですよね)。

    「旅はまだ続く」という一文で終わった999が本当に連載を再会したときの驚きったらありゃしません。

  • 一気に買いそろえた文庫版。

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著者プロフィール

1938年、福岡県生まれ。マンガ家。1953年に「蜜蜂の冒険」でマンガ家デビュー。以来、少女マンガ、動物マンガを経て、少年マンガ、戦場マンガ、SFマンガなど多彩なジャンルの作品を発表する。いまも現役の日本を代表するマンガ家の一人。著者『男おいどん』『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』など多数。

「2018年 『零士のメカゾーン 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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