BOY MEETS GIRL GIRL MEETS BOY―甘詰留太チェンジH短編集 (TSコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785950163

感想・レビュー・書評

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  • 男が女になる、女が男になる、乱暴に言えば「よくある」設定にも関わらず、甘詰先生が漫画にすると、こうも面白くなるのか
    世間一般的に見れば、アブノーマルで「普通」じゃない、明らかに歪んでいる、それだからこそ清く潔く美しい愛の形が芽生える恋愛漫画を生み出せる、この先生だからこそ難しいテーマだろう
    ナナカオを読んでいる時は、軟らかさを絶妙な線で体現している乳房や、肉厚で程好く潤んでいる唇に、背筋を撫でられるような甘美で淫靡なエロスが漂っているように感じ、事実、この作品でもそれはキャッチできた
    だが、内容が内容だからか、それ以上に、私は表題作に登場する純子の艶めかしい肢体よりも、瞳が印象に残った。その瞳には、確かに同じ境遇である勇への興味、親近感、恋愛感情がある一方で、独占欲と表現しても差し支えない『狂気』がハッキリと滲んでいるのだ
    その狂おしいほどの愛が濃すぎるほど出てしまっている瞳、目は口ほどにものを言う、とはこの事だろう
    事実、誰であろうと変身願望があり、異性になりたいってのは、ある意味、それの極端ながらも身近な一例だろう
    女になりたい男、男になりたい女
    今の世の中、環境も刻々と変容の一途を辿っているわけだから、意志に関係なく、体から変化する異変の事態が何時、起こってしまっても不思議じゃないだろう
    そう言う意味では、この漫画はある種、末来を予知しているのかも知れないと思うんだが、どうだろうか?
    表題作の他も当然ながら面白いのだが、やはり、私としては連作のガッツリとした重みのある『BOY MEETS GIRL GIRL MEETS BOY』を一番に推したい
    ただ、まぁ、一つ、一ファンとして勝手な我儘だと判っている上での不満は、オマケ漫画が少なかったのに加え、チェンジHのそれと内容が同じだったコト

  • 頭がこんがらがる。

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