- Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785953935
感想・レビュー・書評
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104話の「暗黒卓球少女」は71話「歩く鳥」(単行本9巻)に続くエピソード。
僕はたまたま9巻を読み返してたので、104話の最後のページを見たとき、鳥肌が立ちました。
今回の104話を踏まえると、71話の座成先輩の行動は本人が希望して行ったわけではないような気がします。
紺の中でもやもやした思い出になってると思うので、解消させてあげるエピソードがあったらうれしいな。
紺先輩のエピソードは相変わらずいいですね。心にじんわり染みます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終えるのがもったいない、と思わせる稀有な作品。
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巻末の闇鍋論には首がもげるほど頷かざるを得ない。
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第99話張り込み
第100話犬事件
第101話モテない紳士
第102話廃村
第103話闇の中の消失
第104話暗黒卓球少女
第105話呪いのビデオ -
闇鍋、楽しそ過ぎ。
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今巻は、探偵ものとか廃村の謎とか、そんな感じ。
どんな話にせよ、どのキャラも意外と美人で可愛くて、見てて愛らしいんだよね。
各キャラの表情や考え方がイキイキしてて面白い。
ほとり達の仲間になれたら楽しいだろうなぁ(^^) -
<Soredemo Machi ha Mawatteiru>
Digital Composting/雷門風太in竹工房 -
「張り込み」は、タケルとエビちゃんの関係が一歩進む話。歩鳥に想いを寄せる真田や、真田に恋するタッツンを差し置いて、小学生の恋が成就します。
「犬事件」は、日常ミステリで仕立ての一編です。ミステリのトリックは比較的単純ですが、本作ならではのくすっとさせられるギャグが気に入っています。
ただ、なんといっても強く印象にのこっているのは「廃村」です。亀井堂の静が、歩鳥、紺先輩とともに、幽霊が出るといううわさのある廃村を訪れる話で、静と紺先輩のキャラクターのちがいもあいまって、それぞれの魅力が引き立っているように感じました。 -
『張り込み』でのタケルとエビちゃんのやり取りがいいよね。エビちゃんの乙女心に振り回されつつも、勇気をもって誘うところがカッコいい。
歩鳥に相談した時の「だけどな世の中にはトリックじゃど~にもならない事もある とくに男と女の問題は」って言葉に重みを感じる。あの事件の後ってことだよね。あと、結局は犯人の手がかりって出てたのかな。そこがずっと気になってる。
『モテない紳士』も男子だなあって感じの話で好き。全神経全細胞を無駄に集中させすぎだろと。
「俺の無駄な筋肉…今使わなかったらもう使う時ねーぞ」まではカッコよかったのに(笑) まだまだモテないブラザーズ卒業はできなさそう。
『廃村』は静の言葉が印象的。
「ちゃんと見極めていかないと本物のオバケがニセ物に埋もれちゃう オカルトの敵は『信じない奴』じゃない 『まがい物』だよ」
紺先輩が見たものは本物か偽物か。余韻が残る終わり方だよね。
『暗黒卓球少女』では紺先輩の過去がまた明らかに。針原も紺先輩とは付き合い長いもんね。
「紺先輩が卓球始めた話?…教えてあげない いずれ本人から聞けばいいじゃない」
「嵐山さんは多分…私が一番行きたかった場所にいるんだから…」
紺先輩は針原にも助けられてたと思うんだけどね。それがナイフの山の外側からだったとしても。