百万畳ラビリンス 下巻 (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
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本棚登録 : 474
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785956028

作品紹介・あらすじ

人と関わるのが苦手な礼香は、ゲーム会社でバグ探しのアルバイトをしていたが、
ルームメイトの庸子と共に木造迷路に迷い込んでしまい……!?
ミステリーファンタジー!

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりすごい傑作だよなあ。将来的に古典的名作と言われて欲しい、今の時代だからこそ生まれた表現。

  • 2巻完結。全て読了です。

    読んでてホントに、礼香の持つ「瞬時に何が起きているのかの状況を把握してそれを上手く活用する」頭の良さが羨ましく感じます。本人は今置かれた環境を純粋に楽しんでいるだけなのでしょうが。

    どうあれ、幸せそうで良かったなぁと思えるラストでした。

  •  上下巻というのもいいね。
     上巻で感じた疑問伏線は、当然下巻で解き明かされるわけで。
     ちゃんとしたと云ったらおかしいかもしれないけれど、SFとしてしっかり煮詰められた設定群は読んでいて気持ちがいい。
     主人公が状況を把握して考えて行動する作品は素晴らしい。
     あらゆる可能性を試してみるタイプのゲーマーは共感することしかり・・・ではあるが、意外とそういうタイプのゲーマーって少ないので、傑作なのに共感者は多く無いかもしれない。
     チュートリアルで死亡できるようなゲーマー。
    (※↑※野暮ながら解説すると、初めて触ったプレイヤーにルールを伝えるのがチュートリアルモードなので普通に練習する限り誰でも簡単に突破できるようにできている。そこで、あらゆる可能性を考慮して滅茶苦茶無茶するのがゲーマーであり、ぬるま湯モードでもここまで無茶すると死ぬという事を把握する。)

     ゲームの概念が多く登場し、ゲームの知識があると理解が早いと思われるが、説明もしっかりなされるのでゲーム知識が無くても何とかはなる。
     結末に、いろんな角度からいろんな感想があると思うが、いろんな意見が出るのもいい作品だと思う。
     

  • SFとして素晴らしい。

  • 多神の指示でポータルというエリアとエリアを結ぶ空間に入ったところから。

    意外とサクッとこの世界の仕組みが明らかに。
    なかなかに荒唐無稽な仕組みだったけど、そこを心地良いというか生き生きと行動出来る礼香はそれだけ今までの現実に生き辛かったというか、はみ出し者だったというか。
    バイタリティあり過ぎ。
    環境に適した人が生き残ったってことなのかな。

    面白かったです。

  • 考える事をやめない人だけがクリアできるんだな。
    ってお話。

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  • どこまでも不思議な読後感。

    この結末をすんなり受け止められるかどうかは人それぞれだけど、
    礼香の清々しい表情を見ていると切なさも吹き飛んでいきました。
    仮想の世界でこそ生命力を取り戻す特異な女の子。

    それにしても「人間アクアリウム」という発想は面白いなぁ。
    しばらくの間現実逃避ができました。面白かったです!

  • 帰らないパターンだったか…うむ、予想通り面白かった。

  • LOの表紙の人という印象しかなかったけど、こういうの描けるんだね(失礼)
    『四畳半神話大系』の無限四畳半の話と最近流行りのゲームの中に飛び込む系の話を足したら面白い世界観になった、という感じの話。

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