ドリフターズ 5巻 (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
4.17
  • (100)
  • (110)
  • (43)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 1477
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785957902

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 中央が潰れると跡目争いが起こるってのは、それこそ本文でも触れてるように、清洲会議とか歴史上の出来事を考えると当然なんだけど。
    意外と漫画なんかだと忘れられたりするよね。こういう当然なんだけど漫画で抜けがちなことが書いてあるのが良いな。
    最後の豊久の表情はなんかやな感じだな。

  •  大戦目前の準備編だろう5巻である。
     黒王軍の内情が明らかになり、彼らが準備万端で南伐を始めた一方、ドリフターズたちの属するオルテ帝国・グ=ビンネン方面では内部勢力の整理と難民対応に追われている。

     ドラマとして見ると、大きいのは旧帝国軍組の二人の邂逅と、難民を前にぶちかます豊久がスポットの当たるポイントだろう。
     先陣を切る土方の無感動さや、執拗に信長への敵愾心を燃やす光秀、平原を見て覚悟を決める豊久など、対決を前にして、仕込みは流々と言ったところだろうか。
     黒王の狙いを明らかにすることで、人の原罪を口にする彼の正体を少し明らかにしつつ、一方でタンクデサントの概念を持つ彼の知識面に謎を残しているのもまた興味深いところだ。サンジェルミ伯同様、彼の正体には謎も多い。

     合間の巻であり、星四つ半相当と評価しているが、戦間期を丁寧に描写した巻だろう。
     破滅的な黒王軍の進軍なども素晴らしい描写だ。相変わらず力強い絵を描いてくれている。

  • 本巻最大の見所はオカマでした。

  • 関ヶ原戦中に異世界に迷い込んだ島津豊久。織田信長や那須与一と共に漂流者としてサムライの誇りをかけた国盗りが始まった! 人類廃滅にむけて着々と進軍する黒王軍にどう立ち向かうのか!? 歴史上の英雄達のアクションファンタジー!
    (2016年)

  • 漂流者たちが合流を始め黒王との決戦間近といったところ。信長の曲者ぶりがすごい。一番盛り上がっているが続刊が一切出ていないのが残念。

  • 黒王側に光秀、そして義経が加わったかと思えば、
    グ=ビンネンと手を結ぶドリフたち。
    冴えてるなぁ、信長!
    菅野が多聞と会って、いよいよドリフたちと合流近し?
    それぞれの陣営に属する者たちの思惑も複雑。
    ギャグかわすかと思えば、シリアスな言質もあるので、
    それを探りながら読むのも一興。
    う~む、次巻は異世界の関ヶ原勃発か?あの地形。
    気になるのは、黒王が滅したらどうなるか?と、
    過去に何があった?ということ。

  • 表紙はデストロイヤー菅野。といっても近代以後の人物は浅学なので、よく知りません。

    黒王軍進撃開始の5巻。対抗すべく連合するグ=ビンネンとオルテ。オルテ自体の乗っ取りも同時進行でやっとります。千年伯爵頑張れ。
    ドリフだった豊久と信長の親父殿たち。
    スキピオが勉強始めるよ。
    停滞が平穏の黒王。灰色の魔女となんか似てる。

    さ、次の舞台は関ケ原。じゃなかったマモン間原。豊久ヤる気死ぬ気満々なんだけどどうなるんだろうか。ここで進撃食い止めることができるのだろうか。
    ひょっとして、ドリフ各々の死に場所なぞるとかしてくのかな?

    とりあえず、グ=ビンネンとの連合で海からの反撃もあるので。多聞さんもいることですしね。
    物語の前半なのか、中盤・後半なのかはわからないけど、大事なポイントでしょうね関ケ原。

  • 動き出した黒王軍に対して一筋縄ではいかないダークヒーローになっていく漂流物たちの動向が面白い5巻。
    ただ、複線的に進んでいたものが一本になってしまった上、黒王軍の目的は非常にシンプルなものなのでここから先の物語の広がりは少し心配である。
    とはいえ、歴史の絡め方は相変わらず素敵。唯一正体を隠している黒王の目的を実際にあった歴史の不思議なところをうまく生かして最もらしくしているあたり、何の話かわかってしまうと本当に恐ろしくてよい。
    また、グ=ビンネンの存在や多聞の動向があるのでもう一度広げられる話になってくれることを期待したい。

  • 面白い、面白いのだけれども、
    しばらく刊行されていなかったので、
    設定を想い出すのに苦労した。

  • 1巻に比べていくさの規模が相当大きくなって、最後はどうなるんだろうと色々心配になってきます。
    それにしても廃棄物側の戦力がスゴイ…。

平野耕太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×