二本松兄妹と木造渓谷の冒険: コミック YKコミックス (ヤングキングコミックス)
- 少年画報社 (2018年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784785961459
感想・レビュー・書評
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相変わらずの水上節。1冊簡潔なので短時間でサクッと読みやすい。可愛いキャラクター(妖怪?)、ゆるーい神様、気合の入った霊媒師。最後はちょっとほろり。起承転結がはっきりしているので水上節入門編にいい。
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兄と妹がチューして変身な上に水上ワールド。
毎作やられてしまう、声を挙げて泣いちゃう展開はなかったけど、それだけにすんなり読めて、満足感の高い作品だった。
さらに展開していきたいというお声も降り注いできたので、僕もぜひみたいです。 -
おい野剣,おっさんが照れるのはヤメロ.部下が雀なのはいいなぁ.そしてやはり水上悟志のこの妖怪の世界はいいものだ.読み終えて「はぁ面白かった!」と言える漫画は素晴らしいですよ.
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水上先生らしさが、一点に凝縮した末に大爆発している
読み手が、しっかりとガードしていようが、お構いなしに、体重×速度×握力=破壊力の方程式で、拳をぶつけてくるのも、水上先生
やっぱり、私の中で、水上悟志先生と平野耕太先生、内藤泰弘先生、そして、浜田よしかづは本物の雄だ
この先生たちの、シンプルに面白くて、興奮出来る青年漫画を読むと、小さな闇が吹っ飛んで、元気が取り戻せて、やる気が漲ってくる。私の場合、この漫画に負けないくらい、グッと来る小説を書いて、デビューしてやるぞ、って気合が満タンになる
水上先生の作品を網羅していないから、何とも言えないが、私は、やっぱり、ド派手なアクションでテンションが上がる
ムチャクチャにカッコいいアクションがあるからこそ、弱きを助け強きを挫く、そんなスカッとするストーリーがより熱くなるのだろう
キャラクターもまた、立っている。リアリティがあると言うか、物の考え方に共感できるトコが多いと、読んでいて萎えない
善玉だけでなく、悪玉の生き様にも、筋が一本通っているってのも、水上先生の漫画の特徴であるような気がする
理屈や常識は知った事じゃない。自分達が「助けたい」と思ったから、どんな手段を使ってでも助けるために動く、そこがカッコイイのだ、二本松兄妹
水上先生にも執筆スケジュールやモチベーションの推移があるだろうけど、個人的には、このメンバーで、また新たな冒険に出て欲しいな、と思う
朱彦と天吉の共闘、見てみたいと思った読み手は私だけじゃない筈だ
力に長けた朱彦と、技が優れる天吉が、「守りたい」って気持ちを一つにして戦ったら、何が相手でも勝てる気がする
この台詞を引用に選んだのは、水上作品のヒロインらしいものだ、と感じたので。イイ女ってのは、男に発破をかけるのもうまいもんだ。自分に正直なのと我儘は違う、それを自覚し、自制した上で、やりたい事だけやる。自省はやりきった後で。それはそれで、人間らしい生き方だ。なおかつ、プロが報酬を前払いで貰っちまったんなら、それに見合った最高の仕事はしなきゃな、と思った -
活劇!って感じの1冊完結マンガ。
渓谷全てが木造建築で出来た「木造渓谷」のビジュアルがかっこいい。
氷の精と炎の精の兄妹が氷と炎を交換して変身するのすげーかっこいい(語彙力)。 -
4.4