さわって楽しむ博物館―ユニバーサル・ミュージアムの可能性

著者 :
  • 青弓社
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本棚登録 : 26
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787200488

作品紹介・あらすじ

多くの人が展示物にさわって工芸品や美術品を味わってほしい! 視聴覚障害者や子どもたちなど、誰もが楽しめる博物館=ユニバーサル・ミュージアムを実現するために必要なアイデアを多様な実践事例をあげながら考察して、新たな博物館像を大胆に提案する。

感想・レビュー・書評

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  • ●ユニバーサル・デザインは最近よく見かけるが、ユニバーサル・ミュージアムというのもあるのは知らなかった。
    ●障害者差別解消法が施工された今、博物館のあり方もますます問われそうだが、本書がその助けになるのではないだろうか。

  • 請求記号・069.04/Hi
    資料ID・310007217

  • 勉強になりました。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784787200488

  • 単にケース越しに見学するのでなはく、触って楽しむことができる博物館。
    触ってもいいというワクワク。触った感触を体感できるワクワク。

    これを視覚のマイノリティだけに限定してはもったいない。

    博物館の新たな可能性は、きっとそれぞれのひとの個人的な生活にも変化を及ぼしたりしないだろうか。

    ますます博物館好きに拍車がかかりそう。楽しみ。

  • 美術館や博物館は「見る」ものであるがゆえに「見えない」人へのサービスはないがしろにされてきた。
    そこから一歩踏み出した「触れる展示」を考えるシンポジウムを基にした論集。
    「してあげる」人の文章だなーとか、なるほどそんな風に作られているのか、とか、面白そう行ってみたい!とか、内容も質も色々。

    私は美術系の人じゃないけれど絵を見るのは好きだ。絵を「読む」ことを覚えたら、見るのが前より楽しくなった。
    同じように、ただ漫然と触れるのではなく手で読むことを意識したら、今まで「私が」ないがしろにしてきた触覚を再発見できそうだ。
    目や手でなぞるだけの「見る」なら簡単だ。これは何でどこがどうなっていてどう作られていて……と「読む」のには時間がかかる。
    ひとつのものを丁寧に大事に読んでいく読み方を私は教わってこなかった。
    見えない人と楽しむためのヒントが欲しくて読んだけれど、「見る」に偏った私が「触る」を考えるヒントになった。


    これは「触る」をテーマにした本だから、散漫になるのを防ぐために他の感覚については書かなかったと最後に書いてある。
    だけどやっぱり、「見る」を重視する今までの形が「見えない」人を排除してきたことの反省であるならば、「触る」に対する「触れない」についても一言くらいはあって欲しかった。

  • 展示物にさわって工芸品や美術品を味わうユニバーサル・ミュージアムの提言。

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著者プロフィール

1967年、東京生まれ。国立民族学博物館准教授。13歳の時に失明。筑波大学附属盲学校から京都大学に進学。2000年、同大学大学院にて文学博士号取得。専門は日本宗教史、文化人類学、触文化論。著書に『障害者の宗教民俗学』(明石書店)、『さわる文化への招待』(世界思想社)、『さわっておどろく!』(共著、岩波ジュニア新書)、『知のバリアフリー』(共編、京都大学学術出版会)、『身体でみる異文化』(臨川選書)、『ひとが優しい博物館』(編著、青弓社)など。

「2017年 『目に見えない世界を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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