学校図書館の対話力: 子ども・本・自由

著者 :
  • 青弓社
4.00
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787200525

作品紹介・あらすじ

子どもの学びを支え、創造性と自主性を培い、批判的精神を形成する学校図書館。その教育的意義や歴史的経緯を再確認し、外部の力学からの独立を訴え、特定の図書の閉架や「焚書」の検証を通して、子どもの成長に不可欠な対話力を備えたあり方を提言する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大変興味深く読みました。
    学校図書館は、本当はいろいろ難しいです。
    学校図書館でキチンと働こうと思ったら覚悟がいる。
    だから、「本が好き」とか「子どもが好き」なたけでやってはいけないと思っています。(その気持ちをを否定する気はないですが)
    やれるかやれないかの前に、まず、いろんな事例を知っておくことが重要だよね…。

  • 2014.9.3読了

  • 「はだしのゲン」問題を中心に図書館の自由を考えていく。
    問題の経緯や、市・教育委員会・学校図書館・児童・社会、それぞれの考え方や立場・問題などを丁寧に解説。
    からめて、アメリカの学校図書館においての「ハックルベリィ・フィンの冒険」問題など、歴史的に論争になってきたものであること、資料提供・資料収集の自由のために、図書館としてどのように考えたらよいか、また戦う方法など
    (まっきー)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

北海道学芸大学(現・北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は全国SLA学校図書館スーパーバイザー。日本図書館情報学会会員、日本図書館研究会会員。学校図書館賞受賞(2019年、全国学校図書館協議会)。著書に『子どもの人権と学校図書館』『学校図書館の対話力――子ども・本・自由』『司書教諭という仕事』『図書館の自由と知る権利』(いずれも青弓社)、『学校図書館の可能性――自ら考え、判断できる子どもを育てる』(全国学校図書館協議会)、『学びと育ちを支える学校図書館』『学校図書館の力――司書教諭のための11章』『学校図書館概論』(いずれも勉誠出版)など。

「2020年 『批判的思考力を育てる学校図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡邊重夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
ミヒャエル・エン...
村田 沙耶香
ヨシタケシンスケ
R・J・パラシオ
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×