批判的思考力を育てる学校図書館 付:図書館利用記録とプライバシー

  • 青弓社 (2020年6月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784787200730

作品紹介・あらすじ

子どもが成長する権利を日常的に支える教育環境であり学校社会のセーフティーネットでもある学校図書館を使って批判的な思考力を身に付ける重要性を示す。さらに、捜査機関からの利用記録の照会への図書館の対応と利用者のプライバシーをめぐる論考を付す。

感想・レビュー・書評

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    上皇后は、皇后の時代に第二十六回国際児童図書評議会ニューデリー大会(一九九八年)で基調講演をした。その長い講演のほぼ最後の部分で、読書との向き合い方について次のように話した。

    読書は私に、悲しみや喜びにつき、思い巡らす機会を与えてくれました。本の中には、さまざまな悲しみが描かれており、私が、自分以外の人がどれほどに深くものを感じ、どれだけ多く傷ついているかを気づかされたのは、本を読むことによってでした。 (略)本の中で人生の悲しみを知ることは、自分の人生に幾ばくかの厚みを加え、他者への思いを深めますが、本の中で、過去現在の作家の創作の源となった喜びに触れることは、読む者 に生きる喜びを与え、失意の時に生きようとする希望を取り戻させ、再び飛翔する翼をととのえさせます。悲しみの多いこの世を子供が生き続けるためには、悲しみに耐える心が養われると共に、喜びを敏感に感じとる心、又、喜びに向かって伸びようとする心が養われることが大切だと思います。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745246

  • 第1章 批判的思考力を育てることに資する学校図書館の役割の重要性

    第2章 読書は子供にとってどんな意義があるのか、どのような資質や能力を育てることにつながるのか

    第3章 「健全な教養」とは

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著者プロフィール

北海道学芸大学(現・北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は全国SLA学校図書館スーパーバイザー。日本図書館情報学会会員、日本図書館研究会会員。学校図書館賞受賞(2019年、全国学校図書館協議会)。著書に『子どもの人権と学校図書館』『学校図書館の対話力――子ども・本・自由』『司書教諭という仕事』『図書館の自由と知る権利』(いずれも青弓社)、『学校図書館の可能性――自ら考え、判断できる子どもを育てる』(全国学校図書館協議会)、『学びと育ちを支える学校図書館』『学校図書館の力――司書教諭のための11章』『学校図書館概論』(いずれも勉誠出版)など。

「2020年 『批判的思考力を育てる学校図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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