批判的思考力を育てる学校図書館 付:図書館利用記録とプライバシー

著者 :
  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787200730

作品紹介・あらすじ

学校図書館とは何か。
それは、子どもの成長・発達の権利を日常的に支える教育環境である。同時に、すべての子どもが、学校図書館を利用することで平等に情報(学習材、読書材)を入手し、豊かな学びと育ちを保障する学校社会の「セーフティネット」である。

本書では第1章・第2章・第3章で、現在の教育課題である「批判的思考力」を児童・生徒はどのようにして身に付けるのかを解説し、学校図書館法にある「健全な教養」概念を、大正教養主義にまでさかのぼって検討して「教養」の重要性を示す。そのうえで、学校図書館が「教養」の形成にどのように役立つのかを解説する。

加えて第4章では、図書館利用者の利用記録が捜査機関に提供された問題を論じる。利用記録は、図書館利用者のプライバシー情報であり、他者への提供は利用者の思想・信条や内心の自由の侵害を招来しかねない。さらに、秘密の保持は公務員に課せられた法的義務である。公立図書館は、捜査機関からの照会にどう対応するのか、利用記録のプライバシー性を軸に論じる。


目次
第1章 「批判的思考」を支える学校図書館
「自ら考え自ら判断する」ということ
「批判的思考」を支える条件  ほか

第2章 読書は子どもの「栄養素」
「想像力」を高める読書の世界
情報獲得手段としての読書  ほか

第3章 「健全な教養」って何だろう
「共用」概念の歴史性と時代性
「健全な教養の育成」と選書  ほか

第4章 図書館利用記録とプライバシー
図書館利用記録の捜査機関への提供
「貸出記録」と個人情報保護条例  ほか

著者プロフィール

全国SLA学校図書館スーパーバイザー。著書に『子どもの人権と学校図書館』『学校図書館の対話力――子ども・本・自由』『司書教諭という仕事』『図書館の自由と知る権利』(いずれも青弓社)ほか。

「2020年 『批判的思考力を育てる学校図書館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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