フェティシズムの修辞学

著者 :
  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787210067

作品紹介・あらすじ

髪フェチ、脚フェチ、レザー、ラバー、人形愛、拷問、刺青、緊縛、あぶな絵、裸体芸術……。周縁・異端のセクシュアリティを豊富な図像をまじえて解読し、ニューウェーヴ・セックスシーンの浮上を鋭くとらえる。逸脱するエロス考。

感想・レビュー・書評

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  • ハイヒールという履物は16世紀に作られ、あの麗しのマレーネ・ディトリッヒの時代には「全女性を魅了した地上3インチの快楽」ですって!
    ハイヒールを履くこととは大地(=母性)からの離脱を図ることであり、聖母マリアから「誘惑者」へと変貌することでもあったのですって!ふぅん、確かに心理作用という局面においては、何かしらの離脱願望は働いてるかもね。

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著者プロフィール

1953年、愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。演劇実験室「天井桟敷」をへて、劇団を主宰、演出。その後、文筆業。評論集として『フェティシズムの修辞学』(青弓社)ほか、小説『女医と看護婦』(フランス書院)ほか多数。

「1992年 『ボンデージ進化論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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