一九六四年東京オリンピックは何を生んだのか

制作 : 石坂 友司  松林 秀樹 
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787220806

作品紹介・あらすじ

高度経済成長と重ね合わせて、強烈なまでの成功神話として記憶される1964年のオリンピックだが、はたして成功に満ちあふれていたのだろうか。64年大会の遺産は日本をどう変えていったのだろうか。

本書では、スポーツ界と都市という2つの視点から、成功神話の陰にある語られない実態に迫る。第1部では、スポーツの情報化、指導者と根性論、女性スポーツの大衆化など、スポーツ界への影響の大きさを史料から掘り起こす。第2部では、メガイベントが作り出した道路整備とその影響、都政との関係性、大阪万博や新潟震災から見る東京など、インフラや政治、地方格差の問題を検証する。

2020年大会への過剰な期待や歓迎ムードとは距離を置き、ネガティブなものも含めて64年大会の遺産に正面から対峙して、インパクトを冷静に見定める。


目次

序 章 なぜいま一九六四年東京オリンピックを問うのか 石坂友司/松林秀樹

第1部 オリンピックの熱狂と内実──オリンピック至上主義の誕生と大衆化の行方

第1章 成功神話の内実と記録映画がもたらす集合的記憶 石坂友司
第2章 情報社会化のなかの東京オリンピック――都市、情報、身体 新倉貴仁
第3章 女性スポーツの大衆化――東洋の魔女からママさんバレーへ 高岡治子
第4章 根性論の系譜学――六四年東京オリンピックはスポーツ根性論を生んだのか? 下竹亮志
第5章 パラリンピックの開催――東京パラリンピックが生んだもの 渡 正
第6章 背中合わせのオリンピックと地域スポーツ 尾崎正峰

第2部 都市の改編とインパクト

第7章 オリンピックで見上げた空はなぜ青かったのか――メガイベントの隠れた効用とその両義性 町村敬志
第8章 オリンピックに向けた道路整備――六四年大会が遺したもの 松林秀樹
第9章 なにが革新都政を誕生させたのか 丸山真央
第10章 大阪万国博覧会と地域整備――万博関連事業の成立と展開 高岡裕之
第11章 警告する新潟地震――オリンピックを介した二つの「破壊」 水出幸輝

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