node(ノード)―反電子主義の美学

著者 :
  • 青弓社
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本棚登録 : 15
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787230799

作品紹介・あらすじ

科学批判の可能性──巨大身体として現象するテクノロジーのネットワークに幻惑されながらも、その秩序から逸脱しうる可能性をさぐる。フラグメントがおりなすポリフォニーのなかに反電子主義の根拠ならざる根拠=美学の極北を洞見する。

感想・レビュー・書評

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  • 詩的な断絶。甘くて残酷。

  • 踊るように囁かれる詩的な断絶。

  • 本当はこの本の前身である「メカノ」をいれたかったのだけど、ISBNが認識されなかったので(絶版だからだ)暫定的にこちら。<br><br>
    メカノの冒頭文はなんだか散文詩のようで、恐ろしいことを夢見心地で見ているような絶望感と言うか、こういったジャンルで(私は)よんだことないたぐいの文章だったので当時の私にはすごくショッキングでした。
     
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    冒頭抜粋(ビキニ水爆実験のドキュメンタリー映像を見て)
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    「(略) 不覚にもそれは美しい。しかし、その光の充溢は、そのすぐ裏側に底知れぬ暗闇を用意している。恍惚界かと思って目を凝らせば、血と肉の、生と非生の混濁する暗黒界が拡がっている。血と肉と皮膚と毛髪が、無知によって引き起こされた減法混色の中で、明度の絶対零度に至っている。<br>
     ……緩やかに、眩いばかりの光の領域が拡がってくる。」

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著者プロフィール

1957年生まれ。名古屋大学理学部物理学科卒。素粒子物理学専攻。東京工業大学像情報工学研究施設に研究員として2年間在籍。コンピュータ・ヴィジョンの研究に従事。科学哲学、人工知能、美学に関する評論活動。著書『メカノ──美学の機械、科学の機械』『ノード──反電子主義の美学』(いずれも青弓社)。

「年 『メカノ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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