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- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787231420
作品紹介・あらすじ
戦後急速に膨張した都市が農村と接したときに出現した郊外という空間の成長と衰退を緻密に分析する。過剰消費社会ニッポンの出自とその行方を、ファミリーレストランから島田雅彦までの複眼的視点でさぐる境界批評。
感想・レビュー・書評
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高度成長期と郊外は切っても切れない関係だ、と言われれば否定はしない。けれど、そこから誕生した文化や生活、というかアメリカの影響=当時の日本、と言われると少し疑問で、60年代は新宿という場所があったし、そこから原宿、渋谷もあったよな、と正直思ってしまった。
郊外、という言葉に限ればこの本のような見方になってしまうのかもしれないけど、郊外に住んでるからこそ、都会に行って、文化を享受して、一緒に育んでいった時代があったんじゃ…。
それでも様々な視点から郊外を切り取ってる、という点においては今まで読んだ郊外の本の中で今のところは一番わかりやすかった。客観的な事実も書いてあってそこは外れがないと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分類=郊外・まちづくり。97年9月。
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