「郊外」と現代社会 (青弓社ライブラリー)

  • 青弓社
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本棚登録 : 31
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787231710

作品紹介・あらすじ

都市に生じた矛盾を解消し、日本的現代の理想郷となるはずだった郊外は、なぜ、あらゆる現代的問題の温床となりはててしまったのか。現代社会研究の最前線で活躍する研究者たちが、あらゆる角度から郊外を分析し、生起する問題の核心に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 20090730
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  • 人は住むところを各自で選んでいるわけだが、それでも、「用意されている」ものを選んでいるわけで、環境を受動してる部分は大きい。また、都市・街・郊外などといった大きなものは、自分の力で変えようとして変えられるものではないような感を少なからず持っているだろう。政策や経済活動の必然的な流れによって、郊外は誕生し、それに伴い人々の生活は具体的なレベルで変質した。そこでは様々な問題が発生している。住環境に端を発する問題は、一時的なレベルを越え、二次三次レベルに発展しているので、形が変わっているがために問題の源が郊外計画・居住環境であることに気付くことさえ難しい。認識できないままではいけないし、また「仕方がない」で流してはいけない。この事実を認識し、自分たちを取り囲む物理的な住環境に積極的に働きかける必要性・可能性を教えてくれる本。

  • 分類=郊外・まちづくり。00年3月。

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著者プロフィール

早稲田大学教育・総合科学学術院教授

「2018年 『社会が現れるとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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