ひきこもりの〈ゴール〉―「就労」でもなく「対人関係」でもなく (青弓社ライブラリー (49))

著者 :
  • 青弓社
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本棚登録 : 97
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787232762

作品紹介・あらすじ

「働け」「仲間を作れ」。的はずれを含めた多くの批判にさらされ、「回復」へと駆り立てられるひきこもりの〈当事者〉たち。彼/彼女たちが抱く不安や焦燥を聞き取り調査から描き、必要なのは回復をめざさせることではなく彼/彼女らを理解することと主張する。

感想・レビュー・書評

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  • うーん…特に印象に残らなかったなぁ。。。

  • [ 内容 ]
    「仲間をつくれ」「働け」。
    的はずれを含めた多くの批判にさらされ、「回復」へと駆り立てられるひきこもりの“当事者”たち。
    対人関係の獲得や就労の達成という「社会参加」とそうすることの意味のはざまで、「なぜ働くのか/なぜ生きるのか」と彼/彼女らが抱いている不安や焦燥を、聞き取り調査をとおして描き出す。
    そして、「自己防衛戦略」や「存在論的不安」などの視点から、“当事者”たちにとって「ひきこもる」とはどのような経験なのかを浮き彫りにする。
    必要なのは“当事者”に共感することではなく、むやみに「回復」をめざさせるのでもなく、彼/彼女たちを理解することだと主張・提言する社会学の成果。

    [ 目次 ]
    第1章 問題意識―フィールドでの経験から
    第2章 「ひきこもり」の社会的文脈
    第3章 自己防衛戦略としての「ひきこもり」
    第4章 自己を語るための語彙の喪失としての「ひきこもり」
    第5章 人生における危機/転機としての「ひきこもり」
    第6章 問うという営みとしての「ひきこもり」
    第7章 生きていくことを覚悟する
    第8章 「ひきこもり」再考

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    [ 参考となる書評 ]

  • ちゃんと読みました

    ひきこもりの人をかわいそうとかは思わないし、
    すべてを何かのせいにしているのはよくないと思いました。

    逃げれる場所がある、日本社会が豊かな証拠かなと思いました。

  • なんか大学生の卒論みたいと思ったら本当に論文が元。
    「自分は非当事者である」という自覚が最初は切捨てに見えた。
    最後にみた同じ文は、自分と他者を混同しないための自覚にちゃんと見えた。
    終章が大事。

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著者プロフィール

1977年、神奈川県生まれ。横浜市立大学非常勤講師。専攻は社会学。共著に『若者たちのコミュニケーション・サバイバル──親密さのゆくえ』(恒星社厚生閣)、『繋がりと排除の社会学』(明石書店)、『戦後世相の経験史』(せりか書房)など。

「2007年 『ひきこもりの〈ゴール〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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