個人化社会 (ソシオロジー選書 1)

  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787232885

作品紹介・あらすじ

高度に情報化されて個々人の選択と責任が重視される現代社会を生き抜く人々のありようを「個人化」という視角から読み解き、家族や宗教、貧困、労働、自由、愛、セックス、暴力など多様な素材をもとに、流動性が高まり不安定で不確実な社会状況を透視する。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    高度に情報化され、個々人の選択と責任がきわめて重視される現代社会を生き抜く人々のありようを「個人化」という視角から読み解き、家族や宗教、貧困、労働、自由、愛、セックス、暴力など多様な素材をもとに流動性が高まり不安定で不確実な社会状況を透視する。

    [ 目次 ]
    語られる人生、生きられる物語―ひとつの序曲
    第1部 存在のあり方(労働の隆盛と衰退;ローカルな秩序とグローバルな無秩序 ほか)
    第2部 思考のあり方(批判―私化され武装解除された;進歩―同じものと異なるもの ほか)
    第3部 行為のあり方(愛は理性を必要とするか;私的な道徳と不道徳な世界 ほか)

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著者プロフィール

1925年、ポーランドのポズナニのユダヤ人家庭に生まれる。ナチス侵攻によりソヴィエトに逃れ、第二次世界大戦後ポーランドに帰国。学界に身を投じワルシャワ大学教授となるが、68年に反体制的知識人として同大学を追われる。イスラエルのテルアヴィヴ大学教授などを経て、現在リーズ大学名誉教授、ワルシャワ大学名誉教授。現代の社会学界を代表する理論家である。邦訳書に『個人化社会』(青弓社)、『コラテラル・ダメージ――グローバル時代の巻き添え被害』(青土社)、『コミュニティ――安全と自由の戦場』(筑摩書房)、『リキッド・ライフ――現代における生の諸相』『リキッド・モダニティ――液状化する社会』(ともに大月書店)、『廃棄された生――モダニティとその追放者』(昭和堂)など多数。

「2012年 『液状不安』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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