失われざる十年の記憶: 一九九〇年代の社会学

制作 : 鈴木 智之  西田 善行 
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787233424

作品紹介・あらすじ

経済不況、雇用の流動化、敗戦後50年――「失われた十年」と言われる1990年代の一面的な理解にあらがい、浜崎あゆみやアイドル、アニメ、映画、小説、そして神戸連続児童殺傷事件などを対象に、90年代の「失われざる記憶」を掘り起こし光を当てる論考集。

著者プロフィール

鈴木 智之 1962年生まれ。法政大学社会学部教授。著書に、『村上春樹と物語の条件――――『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』へ』(青弓社、2009年)、『眼の奥に突き立てられた言葉の銛――目取真俊の〈文学〉と沖縄戦の記憶』(晶文社、2013年)、『死者の土地における文学――大城貞俊と沖縄の記憶』(めるくまーる、2016年)、『郊外の記憶――文学とともに東京の縁を歩く』(青弓社、2021年)、『ケアとサポートの社会学』(共編著、法政大学出版局、2007年)、『ケアのリアリティ――境界を問いなおす』(共編著、法政大学出版局、2012年)、『不確かさの軌跡――――先天性心疾患とともに生きる人々の生活史と社会生活』(共著、ゆみる出版、2022年)など。訳書に、A・W・フランク『傷ついた物語の語り手――身体・病い・倫理』(ゆみる出版、2002年)、B・ライール『複数的人間――行為のさまざまな原動力』(法政大学出版局、2013年)、M・アルヴァックス『記憶の社会的枠組み』(青弓社、2018年)、C・マラブー『偶発事の存在論――破壊的可塑性についての試論』(法政大学出版局、2020年)などがある。

「2023年 『断絶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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