趣味とジェンダー 〈手づくり〉と〈自作〉の近代

  • 青弓社 (2019年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (372ページ) / ISBN・EAN: 9784787234520

作品紹介・あらすじ

「ジュニアそれいゆ」と「子供の科学」という2つの雑誌を読み込み、手芸・人形・インテリアなどの女性と結び付けられる〈手づくり〉と、工作・模型・ミリタリーなどの男性に割り当てられる〈自作〉をキーワードに、手づくり趣味の近・現代史を描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • とてもおもしろい本でした。叙情に流されるような論調ではなく、緻密にデータ集計をした上での論調なので、整然とした気持ちで読むことができました。
    グラフ誌のFRONTが大戦への意識を鼓舞させた対象は、成人や青年ですが、子供に対して鼓舞を煽った本はあるのかなあと以前から気になってはいました。

    子供の科学だったのか。。


    戦後以降の子供の科学では、発明的な内容を避け、娯楽や教育の併存に徹しているそうで、それは、戦争を鼓舞させた痛みゆえのことなのかもしれません。

    雑誌航空ファンの歴史や桜谷軽便鉄道のボランティアのエピソードも興味深かったです。

    どのトピックも、バイアスを生むことになった引き金は幼少の体験や家庭環境なのだなあと思いました。

  • ◆1/28オンライン企画「わたしの“モヤモヤ”大解剖―わがまま論・つながり論を切り口に―」で紹介されています。
    https://www.youtube.com/watch?v=GTaAW7pHRII
    本の詳細
    https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787234520/

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著者プロフィール

関東学院大学人間共生学部教授。専攻は近代日本のデザイン史、文化史。著書に『百貨店で〈趣味〉を買う』(吉川弘文館)、『子どもをめぐるデザインと近代』(世界思想社)、『趣味の誕生』(勁草書房)など。

「2019年 『趣味とジェンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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