武術の身体論 同調と競争が交錯する場

  • 青弓社 (2019年6月26日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (226ページ) / ISBN・EAN: 9784787234551

作品紹介・あらすじ

主体が相手=敵と「同調」しながら「競争」する行為は武術の特性である。この一見矛盾とも思える身体のはたらきはどのようにして生じるのか、また、勝負を有利に運ぶために双方がその二重性をどう利用しているのか、を身体論や歴史的な指南書から解き明かす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • しょっぱなに著者は武術をたしなんだことはない、と書かれていた。

    「武道経験がない人に武道論は無理だろう」という思いと「素人だからこその常識にとらわれない面白い論になるかも」という期待が同時に起こりました。

    緻密な論理展開ですが、正直剣術に関する話は私自身が経験がないのでちょっとわかりづらかった。

    というかこの本のレイアウトが字がぎっしりと詰まっていてとても見づらい。
    なんでこんなに文字を詰め込んだろう。

    柔術論の方はとても興味深かった。
    なかでもライトタッチ効果についてはかなりヒントになりました。

    ただ柔術の技術を甲野善紀氏の垂直離陸や井桁の術理を解説しているのは題材としては古すぎる気はしました。

    色々と足りないと感じる部分はありましたが、興味深い研究内容でしたので今度は大東流の「合気」などに関して論じて欲しいですね。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

【編著】西村 秀樹(にしむら・ひでき)
同志社大学ジャーナリズム・メディア・アーカイブス研究センター研究員。1951 年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、毎日放送入社。主に、報道局でニュースや番組を制作、編成局勤務。元近畿大学人権問題研究所客員教授、元同志社大学・立命館大学嘱託講師、 元日本ペンクラブ理事。
日本ペンクラブ平和委員会副委員長。
主な番組に『遥かなり・厳冬のエレベスト――植村直己壮絶の58 日』(1981 年)、『JNN 報道特集・妻たちの7 年間———第十八富士山丸事件』(1990 年)、『映像“90 軛(くびき)の女 朝鮮人従軍慰安婦』(1991 年)など。
主な著作に『北朝鮮抑留———第十八富士山丸事件の真相』(岩波現代文庫、2004 年)、『大阪で闘った朝鮮戦争』(岩波書店、2004 年)、『朝鮮戦争に「参戦」した日本』(三一書房、2019 年。韓国で翻訳、2020 年)など。

「2025年 『テレビ・ドキュメンタリーの孤高』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西村秀樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×