スポーツクラブの社会学 『「コートの外」より愛をこめ』の射程

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787234674

作品紹介・あらすじ

昨年のワールドカップで盛り上がったラグビー、サッカー、バスケ、卓球など、地域に根づいたクラブスポーツが活況を呈している。一方で、閉鎖的な組織運営や組織役員の高齢化、勝利至上主義、体罰など、クラブスポーツにも課題が山積している。スポーツを日常的に楽しむために何が必要なのか。

本書では、コートの「中」と「外」という視点を軸にして、地域のコミュニティ型のクラブ文化を問い直す。フィールドワークやインタビューから総合型クラブの実情を確認したうえで、ゆとりを重視するスポーツ大会運営、指導者と学習者がともに学ぶコーチングのあり方、熟議を重視する人々のつながりなどの重要性を指摘する。

後半では、スポーツ社会学の名著『「コートの外」より愛をこめ』も復刊して、総合型クラブのマネジメントのハウツーでもなく、歴史でもなく、スポーツクラブの現代的な意義と今後の展望を明らかにする。

目次
はじめに 水上博司

第1部 スポーツクラブの社会学

序 章 「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う 水上博司

第1章 「コートの外」空間におけるクラブワークをめぐる「ゆらぎ」――なぜ、総合型地域スポーツクラブの理念は必ずしも現実と一致しないのか 谷口勇一

第2章 トライアスロンにみるスポーツ空間の「ゆとり」――市民スポーツ/地域スポーツはいかにして「スポーツになる」のか 浜田雄介

第3章 「待つ」行為における「さぐり」――「共育」コーチングとして指導者に求められるのはどのような姿勢か 迫 俊道

第4章 語らいと熟議がもたらす「つながり」――これからのミーティング空間に求められるのはどのようなコミュニケーションか 水上博司

第2部 復刊 「コートの外」より愛をこめ――スポーツ空間の人間学 荒井貞光

第1章 スポーツ空間論の試み

第2章 豊かなスポーツ空間の創造

あとがき 谷口勇一

著者プロフィール

1965年、広島県生まれ。日本大学文理学部教授。専攻はスポーツ社会学。共編著に『スポーツ・コモンズ』(創文企画)、共著に『スポーツプロモーション論』(明和出版)、論文に「総合型地域スポーツクラブと情報ネットワーク支援NPOの関係性から形成された社会関係資本」(「体育学研究」第64巻第1号)など。

「2020年 『スポーツクラブの社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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