2.5次元文化論 舞台・キャラクター・ファンダム

  • 青弓社
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本棚登録 : 80
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787234803

作品紹介・あらすじ

2.5次元文化は、アニメ・マンガ・ゲームの虚構世界を現実世界に再現して、虚構と現実のあいまいな境界を楽しむ文化実践である。舞台・ミュージカルに焦点を当てて作品の魅力や特徴を明らかにして、2.5次元の世界を熱量あふれる筆致で描く初の研究書。

感想・レビュー・書評

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  • 2.5次元ファン(ある意味当事者)として、とても楽しく読んだ。
    私の2.5次元デビューは忍ミュ、と思い込んでいたのだけど、サクラ大戦歌謡ショウだったよう。たしかにネタとベタがくるくる入れ替わる瞬間が好きで、それで尚更ずぶずぶハマっていっているところはあるな、というのもこの本を読んで得た気づき。
    おかいつとかの幼児番組でも「卒業」はつきものだけど、この辺とアイドルの「卒業」文化には関連性はないのかしら? というのが個人的には気になる。

  • 【中央図書館リクエスト購入図書】
    ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC05144695

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    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000104324
    ※学外で利用する場合は、マイライブラリまたはRemoteXsからアクセスしてください

  • 学生(らいすた)おすすめポイント
    『アニメなどの2次元でも、ジャニーズや坂道系アイドルなどの3次元でもなく、2.5次元をテーマにした内容であるところがポイント。』

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/645203

  • アニメのキャラクターをどのように私たちは自分の身体で引き受けるのか。2次元コンテンツを愛する者ならば誰でもがぶつかる問題を、ファンへのインタビューを手がかりに解き明かしていく。2.5次元ミュージカルは少し苦手な私であるが、本書の分析を読むとその面白さがわかった。

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著者プロフィール

横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授。ポピュラー文化論、ファン研究、2.5次元文化研究。
『2.5次元文化論──舞台・キャラクター・ファンダム』(青弓社、2021年)、『少女と魔法──ガールヒーローはいかに受容されたのか』(NTT出版、2013年)

「2022年 『ジブリ・アニメーションの文化学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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