ビデオのメディア論 (青弓社ライブラリー 107)

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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787235138

作品紹介・あらすじ

1980年代以降、テレビ番組を録画・再生できるビデオデッキが普及したことでタイムシフト視聴が可能になり、ビデオは私たちの映像経験に大きな変容をもたらした。ビデオはどう受容され、メディアとしてどのような射程をもっていたのか。

放送技術であるビデオがニューメディアとして注目されるプロセス、教育現場での受容から家庭への普及、音楽ファンのエアチェック文化とミュージックビデオ受容の連続性、アニメファンのビデオ受容、レンタルビデオ店の成立とそれを可能にした条件――。録画・編集・流通・所有・交換・視聴・消費など、様々な視点からビデオのメディア史に光を当てて、ビデオの社会的な受容の複数性と映像経験の多層性を明らかにする。

DVDの登場や「Netflix」などの定額制の動画配信サービス、各種の動画共有サービスに目配りしながらも、ビデオというメディアの固有性とかつてあった可能性を歴史から掘り起こす。

感想・レビュー・書評

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  • 元々メディア論に関心があるのに加え、仕事でVHSを扱うことがあり、これは良いと思い手に取った。このような著作が出るということは、ビデオというメディアがその時代をほぼ終えたということなのだろう。
    ただ、期待が高かった分、内容はやや物足りなかった。丁寧に論を進めようとしているところや、過大な評価をしていないところは好感が持てたが、同時にビデオというメディアについて言えること、主張できることは少ないのかなと感じ、少し残念だった。
    個人的な印象では、どちらかと言うと実証的、社会的な事実を積み上げて論じているように感じたが、技術決定論的にビデオを論じたらどうなるだろうか、もっと面白くなったのではないかと思った。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/778740

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