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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784787235138
作品紹介・あらすじ
1960年代以降から広がり始め、70年代から80年代にかけて爆発的に普及したビデオ。放送技術、教育、音楽、アニメ、レンタルなどの事例から、私たちの映像経験を大きく変えたビデオの受容過程とその社会的な意義、そして忘却されたビデオの可能性を掘り起こす。
感想・レビュー・書評
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元々メディア論に関心があるのに加え、仕事でVHSを扱うことがあり、これは良いと思い手に取った。このような著作が出るということは、ビデオというメディアがその時代をほぼ終えたということなのだろう。
ただ、期待が高かった分、内容はやや物足りなかった。丁寧に論を進めようとしているところや、過大な評価をしていないところは好感が持てたが、同時にビデオというメディアについて言えること、主張できることは少ないのかなと感じ、少し残念だった。
個人的な印象では、どちらかと言うと実証的、社会的な事実を積み上げて論じているように感じたが、技術決定論的にビデオを論じたらどうなるだろうか、もっと面白くなったのではないかと思った。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/778740
著者プロフィール
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