ごみと暮らしの社会学 モノとごみの境界を歩く

  • 青弓社 (2025年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784787235565

作品紹介・あらすじ

新聞や雑誌の分析、ごみ屋敷の当事者へのインタビューなどから、「生活文化としてのごみ」に着目して、ごみとモノの境界と価値の関係性を明らかにする。そして、所有者の痕跡などから私たちとごみとモノの緩やかな関係性の再構築を宣言する知的冒険の書。

みんなの感想まとめ

私たちの日常生活に密接に関わる「ごみ」をテーマにした本書は、単なる問題解決の視点を超えて、ごみとモノの境界や価値の変遷を多角的に探求しています。著者は、生活文化としてのごみを深く掘り下げ、特にゴミ屋敷...

感想・レビュー・書評

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  • ごみの社会学――「モノの価値」と「ごみの家庭生活」の視点から
    大阪大学学術情報庫OUKA
    https://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/76339/?lang=0&s_group_op=thesis

    梅川由紀さん(現代社会学科卒業) | 日本女子大学 2023.02.06
    https://www.jwu.ac.jp/unv/jwu_times/2023_0206_01.html

    梅川 由紀
    https://kenkyu-web.kobegakuin.ac.jp/Profiles/4/0000385/profile.html

    ごみと暮らしの社会学 モノとごみの境界を歩く | 青弓社
    https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787235565/

  • こんまりの言葉は、「ごみにならざるをえないごみたち」を捨てる苦しみ、罪悪感に苛まれている現代人への免罪符。

    ごみが好き、興味がある、という筆者の渾身の博士論文(を基に書かれた本書)、期待以上にとても面白かった。

  • 前半はなんだか難しいと言うか、あまり興味がなかったので飛ばし読みしてしまった。
    ゴミ屋敷の住人と交流し観察し考察する。
    すごい。

  • とても良い本です。
    話の運びや注釈が丁寧で、社会学の概念導入でも置いていかない優しさを感じます。

    個人的にはゴミ屋敷のフィールドワークの話がとても刺さりました。社会学的な整理を踏まえつつゴミを溜めてしまう人へ導入される視座はケア以外の何物でもないと感じました。ちょっとグッときました

  • 誰かの書評を読んで図書館で借りました。論文に近い形式なので、注釈も多く、寝る前に読む本として適してなかったのですが、内容は面白かったです。ごみは、時代と共に移り変わり、家族の形、社会の状況、新しい文明の発達、機械化などで消えたり増えたりしています。そして、常に人々はごみとどう付き合うのかを考えながら歴史を紡いで行ってることがよくわかりました。特に高度経済成長時代に大量消費というなんか分からんけど総中流家庭みたいになったときに、ごみが急速に増えたことや、昔は掃き掃除が主で結局舞い上がって、また元に戻ることを許容する雰囲気だったのが、掃除機の登場でホコリが目に見えるようになり、それが、ごみというものをさらに認識されたとか。ごみの発見は今も日々続いていますが、できるだけごみを減らす生活を目指したいなと思いました。難しいけど興味深い内容でした。

  • ゴミを多面的に捉えるという観点でさまざまな事象を分析し、ところどころで筆者の体験や考えを混ぜてくる内容。昭和中頃からのごみ収集について雑誌「主婦の友」の記事とかの抽出がされていて、当時の事情を知ることができた点は良かった。その他は特段する内容はない。

    読了45分

  • 518/ウ

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?ID=BB00672069

    ごみとは何か――。SDGsというワードが浸透し、プラスチックごみ問題がクローズアップされ、フードロス問題が叫ばれる今日、ごみは「解決すべき問題」として取り上げられることが多い。だが、私たちとごみの関係を、そのポジティブな面も含めて正面から考えることが見過ごされてきた。

    私たちの日常生活に密接した「生活文化としてのごみ」に着目して、ごみとモノの境界がどこにあるのか、時代によってその境界がどう揺れ動いてきたのか、ごみとモノの価値の違いとは何なのかを、多くの雑誌や資料、フィールドワークから多角的に検証する。

    「祖父の形見の壊れた時計はごみなのか」から説き起こし、高度経済成長期の家電やプラスチックの普及によって新たなごみが「発見」され、日常から「排除」されるようになったプロセスを浮き彫りにする。そして、ごみ屋敷の当事者への1年半以上の調査から、ごみとモノの境界と価値の関係性を明らかにする。

    ごみとモノの境界を丹念にたどり歩き、「ごみか、モノか」という二極化した捉え方に異議を唱え、所有者の痕跡などから私たちとごみとモノの緩やかな関係性の再構築を宣言する。フリマアプリの浸透など、今日のリユースの流れにもつながる視点や論点を提示する、ごみをめぐる知的冒険の書。
    (出版社HPより)

  • 佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
    https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD11594729

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10294387

  • 行政職員がごみ屋敷について検討する際は、大変参考になる文献です。

  • ごみ好きの著者によるごみの位置づけや発見の歴史、ごみ屋敷の社会学的調査。対策については書いてないです。

  • ふむ

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000076150

  • ゴミは何か?という論文的な内容だか、歴史・環境・人による違いを知り面白かった。

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著者プロフィール

1984年、埼玉県生まれ。神戸学院大学現代社会学部講師。専攻は環境社会学。共著に『ボーダーとつきあう社会学――人々の営みから社会を読み解く』(風響社)、『現代社会の探求――理論と実践』(学文社)、論文に「「ごみ屋敷」を通してみるごみとモノの意味――当事者Aさんの事例から」(「ソシオロジ」第62巻第1号)など。

「2025年 『ごみと暮らしの社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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